2020年1月31日、日本の金融業界に新たな風が吹き込みました。りそなホールディングス(HD)が発表したのは、次世代の経営体制を担うフレッシュなリーダーたちの顔ぶれです。4月1日付で、現在の取締役である南昌宏氏が、新たに社長へと昇格することが正式に決まりました。あわせて傘下のりそな銀行社長には岩永省一氏、埼玉りそな銀行社長には福岡聡氏がそれぞれ就任します。
今回の人事で特筆すべきは、いずれも54歳という若さであり、さらに「平成入行」の世代からトップが誕生したという点です。これは大手銀行グループにおける持ち株会社および傘下銀行のトップとして、史上初めての出来事となります。金融界の伝統を重んじつつも、着実に世代交代が進んでいることを象徴するニュースといえるでしょう。
デジタル改革が鍵を握るこれからの金融
新体制が最も注力していくのは、スマートフォンを軸としたデジタル改革の加速です。私自身、現在の金融業界において、既存のビジネスモデルを維持するだけでは生き残れないという危機感を強く抱いています。DX(デジタルトランスフォーメーション)、すなわちテクノロジーを活用してビジネスや顧客体験を根本から変革する取り組みは、もはや避けて通れない最重要課題です。
SNS上でもこの話題は大きな反響を呼んでおり、「若きリーダーたちがこれまでの銀行の常識をどう変えていくのか楽しみ」「スマホ完結型のサービスがさらに便利になるはず」といった期待の声が多く見受けられます。平成入行という彼らのバックグラウンドが、銀行のDXをどこまで大胆に進められるのか、私としても非常に注目しています。
また、今回の人事において、これまで持ち株会社とりそな銀行のトップを兼務してきた東和浩社長は、持ち株会社の取締役会長へと退きます。同様に、埼玉りそな銀行の池田一義社長も取締役会長に就任します。経営のバトンを若手世代へと渡し、今後は会長としてより広い視野からグループ全体を支えていく体制が整ったといえるでしょう。
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