2020年2月3日、メディア業界に新たな風が吹き込みました。博報堂DYメディアパートナーズが、新聞社向けに新聞記事からニュース動画を自動生成する画期的なサービス「ニュースブレイン」を開始したのです。この技術は、新聞社が持つ資産を最大限に活用し、忙しい現代人に寄り添う新しいニュースの形を提案するものでしょう。
このサービスでは、まず新聞社が記事の見出しや本文、関連画像や映像をシステムへアップロードします。その後、AIが文章の要約を行い、テロップ付きの動画へと仕上げる仕組みです。専門的な編集作業を介さずとも、ストーリー性のある動画が完成するのは驚きですよね。画像がない場合でも文字のみで構成できるため、どのような素材であっても柔軟に対応可能です。
AIとメディアの融合がもたらす可能性
動画の構成や素材を流すタイミングといった演出もAIが自動判断しますが、もちろん人間による修正も行えます。テクノロジーに丸投げするのではなく、編集者の感性を反映できる点は非常に重要です。オープンエイトとの共同開発で誕生したこのシステムは、月額20万円という標準価格で提供されます。第1弾として中国新聞社が2020年1月末から試験導入しており、今後の活用が期待されます。
私個人としては、この取り組みを非常に高く評価しています。今後、次世代通信規格である「5G」が普及すれば、大容量の動画も快適に視聴できるようになります。若年層を中心に「ニュースは動画で見る」というスタイルが主流になるなか、文字情報の価値を動画という形式でアップデートする試みは、メディアの生き残り戦略として非常に理にかなっています。
SNS上でも、「新聞の信頼性と動画の利便性が融合するのは理想的だ」「これなら通勤中にも情報をチェックしやすい」といった期待の声が多く上がっています。技術の進化によって、私たちが情報に触れるハードルが下がり、より深い理解へとつながる機会が増えることは間違いありません。新聞が単なる紙媒体の枠を超え、次世代のメディアへと進化する姿に、胸が躍るような高揚感を感じずにはいられません。
コメント