2020年2月4日、インターネットサービス大手である株式会社カカクコムが、2019年4月1日から2019年12月31日までの連結決算を発表しました。その内容は実に力強く、純利益は前年同期と比較して16%増の139億円に到達しています。多くの企業が市場環境の変化に頭を悩ませる中、二桁成長を実現した同社の底力には、思わず驚かされます。
今回の好調を支えた大きな要因は、やはり主力の「価格ドットコム」と「食べログ」という二大プラットフォームの存在でしょう。特に価格ドットコムについては、2019年10月に実施された消費増税を前にした「駆け込み需要」が追い風となり、堅調な売上を記録しました。消費者がより賢く買い物をしようと情報を集める際、やはり同社のサイトが欠かせない存在であることを改めて証明した形です。
サービス連携がもたらす広告収入の最大化
食べログにおいても、ネット予約の件数が順調に伸びており、これが飲食店からの収益を押し上げる好循環を生み出しています。飲食店からの収入が予約数と連動するというビジネスモデルは、店舗側にとっても集客効果が見えやすく、非常に合理的ですね。広告収入の増加を含め、これらサイトの価値が最大化されている点こそ、競合を寄せ付けない強さの秘訣といえるのではないでしょうか。
一部では、2019年10月から公正取引委員会がグルメサイトの実態調査を開始したことによる影響が懸念されていました。しかし、今回の発表を見る限り、そのネガティブな影響はごく限定的であったといえます。SNSでも「調査の動きは気になるが、結局は使い勝手の良さで選んでしまう」「予約の手軽さは圧倒的」といった声が多く聞かれ、根強いユーザーからの信頼と支持が浮き彫りとなりました。
個人的には、情報の信頼性と利便性を両立させることが、デジタル時代におけるサービス成長の絶対条件だと改めて実感させられました。今回の結果は、ユーザーの生活に深く入り込んだプラットフォームがいかに強いかを示す好例でしょう。今後もカカクコムがどのような成長戦略を描き、私たちの消費行動を豊かにしてくれるのか、非常に楽しみなところです。
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