無人コインランドリーの先駆者として知られるWASHハウスが、大きな挑戦に乗り出します。2020年2月6日、同社は宮崎市内に自社の洗剤工場を建設し、2021年3月に稼働を開始すると発表しました。これまで同社のコインランドリーで利用されてきた洗剤や柔軟剤は、外部メーカーからの仕入れに頼っていましたが、これを自社生産へと切り替えることで、劇的なコストダウンを図る戦略です。
今回のプロジェクトの舞台となるのは、宮崎港の近隣エリアです。敷地面積は約6600平方メートル、そのうち延べ床面積として966平方メートルを確保した大規模な施設が誕生します。2020年3月に着工し、同年12月の完成を経て、年明けの春から本格的な操業がスタートする予定です。約4億円という巨額の設備投資からは、同社のこの事業に対する並々ならぬ本気度が伝わってきます。
地域と技術が融合する「メイド・イン・宮崎」の強み
特筆すべきは、単なる自社生産にとどまらない製品開発の姿勢です。今回の洗剤や柔軟剤の開発にあたっては、宮崎県工業技術センターから専門的な技術協力を仰いでいます。工業技術センターとは、地域企業の技術向上や製品開発を支援する公的な研究機関のことです。官民が連携して取り組むことで、高品質かつ経済的な製品が生まれることを期待せずにはいられません。
SNS上でも今回のニュースは大きな話題となっており、「コスト削減で利用料金も安くなるなら嬉しい」「地域密着で雇用も生まれる良い循環だ」といった前向きな反響が寄せられています。私自身も、企業が外部依存から脱却し、研究機関とタッグを組んで自前の基盤を築くこのスタイルは、非常に持続可能性の高い素晴らしい経営判断だと感じています。
また、宮崎県から立地企業の認定を受けたことも、地域経済への貢献という観点から非常に大きな意義があります。安定した供給網を自らの手でコントロールすることは、今後の激しい業界競争を勝ち抜くための強固な武器となるでしょう。2021年3月の稼働日が待ち遠しいですね。コインランドリー業界の新たなスタンダードが、ここ宮崎から生まれようとしています。
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