大手飲料メーカーのサントリーホールディングスが、2020年2月14日に2019年12月期の連結決算を発表しました。今回の発表によると、最終的な儲けを示す純利益は前の期と比べて0.6%増加し、1409億円に達したとのことです。酒類や飲料、食品といった主要な事業が揃って業績を伸ばしたことが、全体の数字を押し上げる形となりました。
同日に開催された決算記者会見の席で、新浪剛史社長は米国の「ビームサントリー」が収益に大きく貢献したと振り返っています。ビームサントリーとは、サントリーが2014年にアメリカの老舗蒸留酒メーカーであるビーム社を買収して誕生した世界的な洋酒企業です。この海外拠点の強みが、見事に実を結んだと言えるでしょう。
国際会計基準(IFRS)という世界共通のルールを導入している同社ですが、今回の微増益という結果に対してSNS上では様々な声が飛び交っています。「これだけ市場が成熟している中でプラスを維持するのは流石だ」という称賛の声が目立ちました。一方で、「伸び率が1%未満なのは少し寂しい」といった厳しい意見も見受けられます。
編集部としては、人口減少が進む国内市場を考慮すると、今回の結果は極めて堅実な勝利であると評価しています。特に、ウイスキー「ジムビーム」などで知られる海外ブランドの統合が順調に進んでいる点は、今後のグローバル展開において大きな強みになるはずです。国内の定番商品を守りつつ、海外で稼ぐモデルが定着しつつあります。
世界情勢が目まぐるしく変化する現代において、飲料ビジネスの競争はさらに激化していくことが予想されます。それでも、強固なブランド力と海外事業の推進力を持つ同社なら、次期も私たちを驚かせるヒット商品や好決算を届けてくれるに違いありません。これからのサントリーが仕掛ける次の一手に、大きな期待が集まりそうです。
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