投資家の皆さん、日々の市場チェックお疲れ様です。2020年2月15日、多くの企業から今後の運命を左右する業績予想の修正や配当異動が発表されました。企業の通信簿とも言える決算データは、今後の株価を占う上で最も重要な指標となります。今回も驚きの数字や嬉しいサプライズが飛び出しており、市場に大きな緊張感が走っているようです。
インターネット上のSNSでも、今回の発表に対して「あの企業の配当が気になる」「予想通りの着地で安心した」といった個人投資家たちのリアルな声が続々と上がっています。特に配当金の増減や、株式分割のニュースは注目度が高く、タイムラインは活発な議論で大いに盛り上がりを見せている印象です。
日本リーテックとテー・オー・ダブリューの配当に注目
それでは、具体的な注目企業の動向を編集部独自の視点を交えて詳しく見ていきましょう。まずは鉄道や道路の電気インフラを支える日本リーテック(1938)です。2020年3月期の1株当たりの配当予想は27円となっており、前年の実績である22円から実質的な増配傾向にあることが読み取れます。
続いて、イベント企画大手の上場企業であるテー・オー・ダブリュー(4767)の発表には、驚いた投資家も多かったのではないでしょうか。こちらは2020年4月1日付で「1対2」の株式分割を行うことを決定しました。株式分割とは、1株を細かく分けて新しい株を発行し、1株あたりの価格を下げる仕組みを指します。
この施策によって、これまで資金面で購入をためらっていた個人投資家も株を買いやすくなるため、市場の流動性が高まるというメリットが期待できるでしょう。2020年6月期の配当予想は24円とされていますが、分割後の基準となるため、実質的な資産価値や利回りを慎重に見極めるのが賢明です。
ネットワンやニフコの強気姿勢とAOI TYOの苦戦
ITインフラ大手のネットワンシステムズ(7518)は、非常に力強い数字を維持しています。2019年4月1日から2019年12月31日までの期間において、売上高は1241億円、経常利益は99億3000万円を記録しました。さらに2020年3月期の通期予想では、純利益94億円という従来通りの強気な計画を据え置いています。
自動車用プラスチック部品を製造するニフコ(7988)も、2020年3月期の通期純利益で181億円という従来予想をがっちりとキープしました。このように、あらかじめ掲げた目標を「★(従来通り)」と維持できる企業は、ビジネスモデルが安定している証拠であり、投資家にとっても大きな安心材料になるに違いありません。
一方で、明暗が分かれた形となったのがAOI TYO Holdings(3975)です。2019年12月期において、売上高は652億円、経常利益は17億5000万円を確保したものの、最終的な利益は12億8000万円の赤字(損失)を計上してしまいました。広告業界の構造変化の波に揉まれている印象があり、今後の巻き返しに期待が集まります。
最後にご紹介するコンクリート大手のトーヨーアサノ(5271)は、2020年2月期の売上高が133億円、経常利益が2億1000万円、純利益が1億円となる見通しです。地道ながらも確実な需要を捉えている印象を受けます。編集部としては、こうした激動の決算期こそ、数字の裏にある企業の成長性に目を光らせるべきだと考えます。
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