日本マクドナルドが2020年2月5日より、夕方5時以降の「夜マック」限定で「ごはんバーガー」の販売をスタートさせました。今回登場したのは「ごはんてりやき」「ごはんベーコンレタス」「ごはんチキンフィレオ」の3種類です。お米で作られたバンズ(具材を挟むためのお餅のようなライスプレート)は醤油風味が香ばしく、コーラとの相性も抜群で驚かされます。
SNS上では「意外と食べごたえがあって美味しい」「マックで白米が食べられるなんて最高」といった歓喜の声が溢れています。30代から40代のビジネスパーソンを中心に、和食を好む層をターゲットにしたこの試みは、大きな反響を呼んでいる模様です。ディナータイムにマクドナルドを選ぶという新鮮な選択肢が、見事に現代人の心を掴んでいるのでしょう。
過去の苦い教訓を活かした3度目の正直
実は、同社にとってお米メニューへの挑戦は今回が初めてではありません。1991年には「マックチャオ」というチャーハンを、1992年5月には店舗で米を炊く本格的な「お昼のカツカレー」を販売していました。当時は味の評判こそ良かったものの、ハンバーガーとは異なる複雑な調理工程(オペレーション)が原因で、深刻な人手不足もあり撤退を余儀なくされたのです。
しかし、今回の「ごはんバーガー」は通常のハンバーガーと同じ調理工程で作れるよう徹底的に工夫されています。過去の失敗から学び、現場の負担を減らしつつスピード提供を実現した点に、同社の強い執念を感じずにはいられません。競合であるモスバーガーの看板商品「ライスバーガー」を脅かす存在になるのではないかと、外食業界からも戦々恐々とした視線が注がれています。
筆者としては、この挑戦は大成功を収めると確信しています。単なる話題作りに留まらず、かつての弱点を克服してファストフードの常識を打ち破る姿勢は素晴らしいものです。この勢いで、いつの日かマクドナルドが温かい麺類を提供したり、牛丼チェーンがパンを使ったメニューを開発したりするような、ワクワクする未来の消費市場が訪れることを期待してやみません。
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