玩具業界のトップを走り続ける株式会社バンダイが、2020年春に向けて新たな舵を切ることが決定いたしました。同社は2020年2月12日、役員人事の大胆な刷新を発表し、エンターテインメント業界を中心に大きな注目を集めています。今回の人事異動は2020年3月31日と2020年4月1日の2段階で実施され、組織の若返りやグループ連携の強化を狙ったものと推測されるでしょう。
まず2020年3月31日付で、常務を務めていた垰義孝氏、および取締役の福田祐介氏と宇田川南欧氏の3名が退任します。このうち垰義孝氏に関しては、退任後にグループ企業である株式会社バンダイナムコライツマーケティングの社長へと就任する大役が控えているとのことです。この人事に対してSNS上では、「グループ全体のシナジーがさらに加速しそう」「今後のコンテンツ展開が楽しみ」といった期待の声が続々と寄せられていました。
新体制がもたらす事業強化とファンの期待
続いて2020年4月1日付で、主要な事業部門を率いる新たなリーダー陣が着任いたします。取締役の佐藤明宏氏は、これまでの玩具部門の統括から、メディア政策および「ベンディング事業」のトップへと就任することになりました。ここで言うベンディング事業とは、いわゆるカプセルトイ(ガチャガチャ)などの自販機ビジネスのことです。昨今の人形やミニチュア人気の高まりを受け、この分野へさらに注力する姿勢が見て取れますね。
さらに、佐藤氏の後任としてトイ事業の指揮を執るのは、執行役員から昇格する鍛冶慎次郎氏です。アジア圏での戦略展開にも強みを持つ鍛冶氏の手腕により、日本の誇る玩具文化がさらに世界へ広がるのではないでしょうか。また、経営戦略を支える富樫憲氏の新取締役就任や、グループの中核であるバンダイナムコエンターテインメントの宮河恭夫社長が取締役に名を連ねる点も見逃せません。
今回の人事について私個人としては、国内外の市場変化に素早く対応するための非常に攻めた布陣であると感じています。単なる玩具メーカーの枠を超え、メディアやカプセルトイ、さらにはデジタル領域までを一気通貫で強化しようとする意志が強く伝わってきました。新体制となったバンダイが、これからどのような「夢・クリエイション」を私たちに届けてくれるのか、その一挙手一投足から目が離せません。
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