福島県いわき市に拠点を置く新常磐交通が、環境に優しい燃料電池バス(FCバス)を2020年4月中にも導入することが決定し、大きな話題を呼んでいます。二酸化炭素を排出しないクリーンな次世代の乗り物が、ついに東北地方で初めてお披露目されることになりました。
今回導入されるのは、トヨタ自動車が開発したスタイリッシュなFCバス「SORA(ソラ)」で、リース会社を経由して1台が仲間入りします。乗車定員は約80人を誇り、多くの市民の足として活躍する予定です。運行路線や詳しいダイヤは現在検討中とのことで、今からお披露目が待ち遠しいですね。
この燃料電池バスとは、水素と空気中の酸素を化学反応させて電気を自給自足し、そのエネルギーでモーターを動かす仕組みの乗り物です。走行時に排出されるのは水だけで、地球温暖化の原因となる物質を一切出さない点が、従来のディーゼル車両と大きく異なります。
ネット上では「ついに東北にも水素バスが来るのか」「静かで乗り心地が良さそうだから早く乗ってみたい」といった期待の声が続々と寄せられていました。また、災害時の移動式電源としても期待できるため、防災面でのメリットに注目するSNSの投稿も目立っています。
運行の基盤となるのは、2019年3月にいわき市内に誕生した商用定置式の水素供給施設「いわき鹿島水素ステーション」です。バスのように大量の水素を必要とする大型車両へも、迅速かつ安定して燃料を満たせる最先端のインフラ設備が、今回の導入を力強く支えています。
いわき市は地域を挙げた水素エネルギーの普及促進に注力しており、市内の先進的な企業や環境意識の高い個人からも熱い視線が注がれている状況です。官民が一体となって新しいエネルギーの形を模索する姿勢は、まさに地方創生の素晴らしいモデルケースと言えるでしょう。
編集部としては、この先進的な取り組みが東北全体の環境意識を塗り替える起爆剤になると確信しています。ただの移動手段を超えて、地域の子供たちに未来のテクノロジーを体感させる生きた教材としても、このクリーンなバスには大きな価値があるはずです。
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