🔥参院選2019🔥勝敗を左右する「3枚看板」の戦略と野党党首の逆襲!〜安倍首相・菅官房長官・小泉進次郎氏の”選挙必勝パターン”を徹底分析〜

2019年7月21日の投開票まで残りわずかとなった参議院選挙。公示日の7月4日が迫る中、与野党は選挙区での支持獲得に向けた動きを加速させています。特に短期間で有権者の心をつかむために重要となるのが「応援弁士」の存在です。各候補者の陣営は、知名度や集客力のある人気弁士の確保に奔走しています。

自民党では、安倍晋三首相、小泉進次郎厚生労働部会長に加え、菅義偉官房長官への応援要請が急増し、彼らは「3枚看板」として強力な集客力を発揮しているようです。一方、野党側は立憲民主党の枝野幸男代表をはじめとする各党の党首を前面に押し出し、「党の顔」として攻勢をかけています。

例えば、6月22日、広島選挙区では自民党の新人女性候補の街宣車の上で、菅官房長官が「この演説会を契機に、さらに広島一円に名前を広めていただくようお願い申しあげる」と力強く呼びかけました。街宣車を降りた途端、大勢の人が群がり、一斉にスマートフォンで撮影するなど、その高い注目度が伺えます。これまでの国政選挙では首相と小泉氏への要請が目立っていましたが、選挙対策本部によると、今回の参院選では「首相と小泉氏に続き、菅氏の応援を求める声が相次いでいる」状況で、その人気が際立っているようです。

菅官房長官は、今年の「令和」への改元に伴う報道で全国的な知名度が急上昇し、「ポスト安倍」の有力候補の一人として注目されています。日本経済新聞社が5月に実施した世論調査では、「次の首相にふさわしい政治家」として菅氏を挙げた人は7%に上り、これは安倍首相、小泉氏、石破茂元幹事長に次ぐ第4位の評価でした。この勢いを受け、自民党の遊説局では、人気弁士の応援日程を管理するため「総理班」「小泉班」といった専従チームを設けていますが、選対関係者は「菅班が必要になるかもしれない」とまで言及しています。菅氏自身も「今回は徹底してやる」と周囲に語り、連立を組む公明党からの要請にも応じ、7月2日には同党の最重点区である兵庫選挙区への応援に入る予定だとのことです。

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苦戦が伝えられる選挙区の切り札「安倍首相」の戦略

安倍首相については、自民党にとって苦戦が伝えられる東北地方などの選挙区からの応援要請が多く寄せられています。全体の勝敗を左右するとされる、改選定数1の「1人区」で、自民党は首相を重点的に派遣する方針で、まさに選挙戦の切り札としての役割が期待されています。首相は、2012年に政権を奪還した衆院選以降、5回の国政選挙で最終日に東京・秋葉原で街頭演説を行うのが恒例の必勝パターンとなっています。

ただし、首相の演説中にはヤジが飛ぶこともあり、2017年の衆院選では遊説日程を公表しないという対応を取ったこともありました。熱心な支持者と反対派の双方が集まりやすい状況は、ある種の社会的な関心の高まりを示すものとも言えるでしょう。私も一編集者として、政治家が直接有権者と対話する場は、選挙の活気を高める上で非常に重要だと感じています。

年金問題に切り込む「小泉進次郎氏」の集客力

安倍首相に次ぐ人気を誇るのが小泉進次郎氏です。彼は社会保障改革の提言をまとめ、今回の参院選を「年金や社会保障の政策を訴える絶好のチャンスだ」と捉え、全国を精力的に回る意向を示しています。現在、野党は、金融庁の金融審議会報告書で指摘された「老後資産2,000万円不足問題」を受けて、政権の年金改革への姿勢を厳しく批判しています。

自民党幹部からも「雰囲気の悪さを変えてほしい」と、小泉氏の持つポジティブなイメージと発信力に大きな期待が寄せられているようです。世論の不安が高まる社会保障問題を正面から訴える彼の姿勢は、特に若い世代や改革志向の有権者を惹きつける魅力があると言えるでしょう。

野党は「党首」の連携で対抗!経済と家計を争点に

一方の野党は、主に「党の顔」である各党の党首が応援弁士の役割を担っています。立憲民主党の枝野幸男代表は6月26日夜、都内で東京選挙区の候補者と街頭演説を行い、「民主主義をバージョンアップさせよう」と訴えました。また、翌27日には国民民主党の玉木雄一郎代表と一緒に高松市内の商店街に立ち、野党統一候補の無所属新人を応援するなど、党派を超えた連携も見られます。立民からは福山哲郎幹事長や蓮舫氏らも重点区を回り、厚生労働大臣経験者である長妻昭代表代行は、前述の老後資産2,000万円問題を強く訴え、政権批判を強めている状況です。

国民民主党の玉木代表も各地の演説で「家計を温め、消費を拡大する」と、公約の柱である「家計第一」を主張しています。玉木氏は、年金問題や経済政策を参院選の重要な争点にするよう強く求めており、生活に直結する政策を訴えることで、有権者の関心を引きつけようとしています。共産党は志位和夫委員長ら幹部が、日本維新の会は松井一郎代表(大阪市長)らが、それぞれ得意とする地域を中心に全国を回る見通しです。社民党の又市征治党首も6月27日の幹部会合で、参院選勝利に向けた全力を尽くすよう党員に訴えました。

このように、参院選は与党の「3枚看板」の集客力と、野党の「党首」による連携と政策アピールがぶつかり合う激しい舌戦の様相を呈しています。どちらの戦略が有権者の支持をより多く集めるのか、参院選の行方から目が離せません。

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