ゴルフファンの皆様、眠れない夜を過ごされているのではないでしょうか。2019年06月01日、アメリカ・サウスカロライナ州のCCチャールストンで開催されている女子ゴルフのメジャー第2戦、「全米女子オープン選手権」は、波乱含みの第2ラウンドを迎えました。初日に驚異的なロケットスタートを切った比嘉真美子選手が、この日も粘り強いゴルフを見せ、通算6アンダーで暫定ながら首位の座をキープしています。悪天候による中断という難しいコンディションの中、彼女の精神力が光る一日となりました。
第2ラウンドの比嘉選手は、4つのバーディーを奪う一方で4つのボギーを叩くという、出入りの激しいゴルフを展開しました。しかし、スコアを崩すことなく「71」のパープレーでまとめ上げたことは、メジャーという過酷な舞台においては称賛に値する結果と言えるでしょう。特に、初日の貯金をしっかりと守り抜き、リーダーボードの最上段に名前を残した事実は、彼女の現在の充実ぶりを如実に物語っています。まさに、世界と互角に渡り合える実力を証明しているのです。
悪天候による「サスペンデッド」とライバルたちの猛追
この日の競技は雷雲の接近による悪天候のため、午後には約2時間の中断を余儀なくされました。結果として45人の選手が日没までにホールアウトできず、翌日に持ち越しとなる「サスペンデッド」が決定しています。ここで言うサスペンデッドとは、天候や日没などでその日の競技を完了できず、一時中断して翌日以降に再開することを指すゴルフ用語です。全選手がホールアウトしていないため順位は確定していませんが、比嘉選手はホールアウトした時点でのトップ、すなわち「暫定首位」という立場になります。
後続のライバルたちも黙ってはいません。アメリカの実力者ジェシカ・コルダ選手がこの日「68」をマークし、わずか1打差まで迫ってきました。さらに、アマチュアながら大健闘を見せているジーナ・キム選手も2打差につけており、優勝争いは混戦の様相を呈しています。世界最高峰の舞台だけあり、一瞬の油断も許されないヒリヒリするような展開が続いていますが、これこそがメジャー大会の醍醐味とも言えるのではないでしょうか。
さて、SNS上では深夜にもかかわらず日本のファンから熱い声援が飛び交っています。「比嘉ちゃん、単独首位キープすごい!」「このまま優勝まで突っ走ってほしい」「粘りのゴルフに感動した」といった称賛の声に加え、「中断が吉と出るか凶と出るかドキドキする」といった現地の状況を案じるコメントも見られました。日本中が固唾を飲んで、比嘉選手の快挙を期待している熱気がインターネットを通じて伝わってきます。
明暗分かれた日本勢、そして編集者の視点
他の日本人選手たちの奮闘にも目を向けてみましょう。勝みなみ選手はこの日スコアをまとめ、通算イーブンパーで決勝ラウンド進出を確実にしました。また、新垣比菜選手と鈴木愛選手も通算1オーバー、成田美寿々選手と岡山絵里選手も通算2オーバーと、粘り強くスコアを作り予選通過ラインをクリアしています。世界屈指の難コースを相手に、多くの日本勢が決勝へ駒を進めることは非常に喜ばしいニュースです。
一方で、悔しい結果となった選手もいます。横峯さくら選手は通算5オーバーと苦戦を強いられました。さらに、優勝候補の一角として期待されていた畑岡奈紗選手はこの日「76」と大きく崩れ、上原彩子選手と共に通算6オーバーとなり、予選通過は絶望的な状況となってしまいました。世界の壁の厚さを改めて感じさせられる結果ですが、彼女たちの挑戦は決して無駄にはならないはずです。次戦以降の巻き返しに期待しましょう。
私自身、このニュースを編集しながら比嘉選手のメンタルの強さに感服しています。メジャー大会で首位に立つプレッシャーは計り知れません。追われる立場でありながら、悪天候や中断というリズムを崩しやすい要因を乗り越え、アンダーパーを維持した精神力は、技術以上に評価されるべきポイントだと考えます。日本人選手による42年ぶりのメジャー制覇という夢が、いよいよ現実味を帯びてきました。決勝ラウンド、彼女がどのようなドラマを見せてくれるのか、楽しみでなりません。
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