空港の行列が消える?NECの「顔認証ゲート」が全国6空港へ拡大!2020年に向けた税関DXの衝撃

海外旅行や出張から帰国した際、多くの人が頭を悩ませるのが税関検査場での長い行列ではないでしょうか。手荷物を受け取った後に待っている、あの「携帯品・別送品申告書」の記入と混雑したカウンターの列は、旅の疲れを倍増させる要因となっていました。しかし、そんな光景も過去のものになろうとしています。2019年07月17日、NECは財務省税関から、最先端の「顔認証技術」を活用した電子申告ゲートの受注を発表しました。これは日本の空の玄関口が劇的に進化することを意味しています。

今回、この画期的なシステムが導入されるのは、新千歳空港、成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、そして福岡空港の国内主要6カ所です。すでに成田空港の第3旅客ターミナルでは2019年04月から先行して運用が始まっていましたが、今後はその利便性が一気に全国へと広がることになります。2020年03月以降の本格運用に向けて、準備は着々と進んでいます。これまで日本人旅客に限定されていた対象も、今後は外国人入国者へと順次拡大される見通しです。

このシステムの肝となる「顔認証技術」とは、カメラで撮影した人物のデジタル画像から、目や鼻、口の位置などの特徴をAIが瞬時に分析し、本人確認を行う仕組みです。NECの技術は世界でも群を抜いており、米国国立標準技術研究所(NIST)の性能評価で世界第1位を獲得するほどの精度を誇ります。この高い信頼性があるからこそ、厳格な入国管理の場でもスムーズな自動化が可能となりました。さらにスマートフォンアプリを併用することで、移動中に申告内容を入力できる点も魅力といえるでしょう。

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入国審査の9割をカバー!SNSでも期待の声が続出

この新しい電子ゲートが6つの主要空港に設置されることで、なんと年間入国旅客数の約9割をカバーできるようになります。多くの旅行者がスマホ一つでスマートにゲートを通過できる時代が、もうすぐそこまで来ているのです。ネット上のSNSでは「ようやく紙の申告書から解放される」「ペンを探して必死に書く手間がなくなるのは嬉しい」といった喜びの声が上がっています。その一方で、「顔パス」でゲートが開く未来感に、技術の進歩を肌で感じるユーザーも多いようです。

私の視点では、今回の導入は単なる利便性の向上にとどまらず、2020年の大きな国際イベントを控える日本にとって「おもてなし」の質を左右する重要な鍵になると確信しています。観光立国を目指す中で、最初の接点である空港でのストレスを最小限に抑えることは、日本のブランド価値を高めることに直結します。NECのような世界屈指のAI技術を持つ企業が、公共インフラを支えることは非常に心強いですね。安全性を確保しつつ、驚くほどの速さで通関が終わる体験は、世界に誇れる日本の強みになるでしょう。

NECは世界知的所有権機関(WIPO)によるAI関連の特許申請数でも世界5位にランクインしており、生体認証の実績は世界約50カ所の空港に及んでいます。まさにグローバルな競争力を備えた技術が、私たちの空の旅を支えようとしているのです。これまでのように書類の不備を心配したり、重い荷物を抱えて並び続けたりする必要はありません。2020年03月の本格始動により、日本の空港はよりスマートで、より快適な場所へと生まれ変わることを、私たちは大いに期待して良いはずです。

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