群馬県前橋市に拠点を置く「ベジタル」という企業が、全国的にも珍しい「妊婦専用スープ」を展開し、大きな注目を集めています。2019年12月04日現在、産婦人科医や専門家が監修したこの商品は、お腹の赤ちゃんとお母さんの健康を支える心強い味方として支持を広げているのです。
SNS上では「つわりが酷くて何も食べられない時に助かった」「ギフトで貰って本当に嬉しかった」といった感動の声が相次いでいます。特に、食事が喉を通らない時期でも、お湯を注ぐだけで手軽に栄養を摂取できる利便性が、忙しい現代の妊婦さんのニーズに合致したのでしょう。
愛する妻への想いから生まれた、妥協のない商品開発
この事業の原点は、宮川修一社長が経験した個人的な出来事にあります。第2子を妊娠中だった奥様が貧血で倒れてしまい、処方されたサプリメントも体調不良で飲めないという苦境に直面したのです。そこで宮川氏は、既存の市場に妊婦向け食品が驚くほど少ない事実に気づきました。
「大切な家族が安心して口にできるものを」という情熱から、2015年に創業を果たします。商品開発にあたっては、約3000人もの妊婦さんや経産婦さんから直接意見を聞き取るなど、徹底した現場主義を貫きました。まさに、当事者のリアルな悩みに寄り添って生まれた愛情の結晶といえるでしょう。
専門的な視点も欠かせません。高崎市の産婦人科医や、管理栄養士の篠原絵里佳氏が監修に携わっています。ここで注目したい「葉酸」とは、赤ちゃんの正常な発育を助けるビタミンの一種ですが、このスープを取り入れるだけで摂取量を約2倍に高めることが可能となるのです。
安心・安全へのこだわりと、世界へ広がる支援の輪
添加物が気になる時期だからこそ、合成着色料や人工保存料を一切排除した作りになっています。鉄分やカルシウムといった不足しがちな栄養素もバランス良く配合されており、健康管理が難しい妊娠期において、これほど心強い存在はありません。編集者の視点としても、この「食の安全」への徹底した姿勢が信頼の鍵だと感じます。
ラインナップは「ほうれん草とじゃがいも」や「とうもろこしと豆乳」など、素材の味を活かした4種類が揃っています。現在は西松屋チェーンやイオンといった大手店頭でも購入可能ですが、2019年09月24日にはジェトロと連携し、ベトナムへの輸出に向けた大きな一歩を踏み出しました。
2019年11月からは現地での販売もスタートしており、日本発の「妊婦ケア」が世界基準へと進化しようとしています。自分用としてはもちろん、出産祝いのギフトとしても高い需要を誇るこのスープは、今後さらに多くの家庭に笑顔と健康を届けてくれるに違いありません。
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