【2019年12月】最新コミックランキング発表!『鬼滅の刃』が社会現象級の独走、ジャンプ勢が席巻する漫画界の現在地

2019年12月13日、漫画ファンが熱視線を送る最新のコミック売上ランキングが発表されました。今回の集計によると、現在のアニメ・漫画シーンを象徴するかのような熱い顔ぶれが並んでいます。なかでも凄まじい勢いを見せているのが、吾峠呼世晴先生による『鬼滅の刃』です。最新18巻が堂々の第1位を獲得しただけでなく、驚くべきことに既刊である3巻までもが10位にランクインするという、異例の事態となっています。

SNS上では、新刊を求めて書店をハシゴするファンの声や、完売を報告する投稿が相次いでいます。アニメ化をきっかけに爆発した人気は留まることを知らず、まさに社会現象と呼ぶにふさわしい盛り上がりでしょう。編集者としての視点で見ても、一作品がランキングの上下を独占する光景は、過去数年の出版業界でも稀に見る圧倒的なパワーを感じます。キャラクターたちが背負う過酷な運命と、家族愛という普遍的なテーマが、世代を超えて人々の心を捉えているのでしょう。

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ヒーローと異世界が激突!実力派揃いのトップ集団

続く2位には、堀越耕平先生の『僕のヒーローアカデミア』25巻がランクインしました。「個性」と呼ばれる超能力を持つ少年たちの成長を描く本作は、王道でありながら緻密な心理描写が光る名作です。最新刊では物語の根幹に触れる重大な局面を迎えており、読者の期待感は最高潮に達しています。3位の『ワンパンマン』21巻も、村田雄介先生の神業とも言える圧倒的な画力によって、バトル漫画の限界を更新し続けていると言えるでしょう。

4位に食い込んだのは、講談社の『転生したらスライムだった件』13巻です。いわゆる「異世界転生」ジャンルの金字塔であり、主人公が知恵と能力で国を豊かにしていく過程は、現代の読者に爽快感を与えてくれます。専門用語で「ナーロウ系(小説家になろう発の作品群)」と呼ばれることも多いこのジャンルですが、本作はファンタジーとしての完成度が極めて高く、従来の漫画ファンからも厚い支持を集めることに成功しました。

集英社の圧倒的な層の厚さと今後の展望

ランキングの後半を見渡しても、『ワールドトリガー』21巻や『ドラゴンボール超』11巻といった集英社の強力なラインナップが並びます。5位の『ワールドトリガー』は、緻密な戦略バトルが評価され、休載を乗り越えてもなおファンが離れない根強い人気を誇っています。また、9位の『アクタージュ act-age』9巻のように、芝居という形のないものを描く異色の作品が上位に入る点も、現代の読者の審美眼が多様化している証拠かもしれません。

2019年12月10日のトーハン調べによるこの結果は、改めて少年ジャンプ作品の「ブランド力」を世に見せつける形となりました。私自身の考えとしては、デジタル配信が普及するなかで、あえて紙の単行本がこれほど売れるのは、物語を「所有したい」というファンの熱量の現れだと感じます。特に『鬼滅の刃』を筆頭とする現在のブームは、2020年に向けてさらなる加速を見せることは間違いないでしょう。

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