投資家の皆様にとって、年末の足音が聞こえ始めるこの時期は、保有している資産の成果が形となって表れる非常に楽しみな季節ではないでしょうか。2019年12月5日現在、上場投資信託、いわゆるETFの収益分配金に関する最新の情報が続々と明らかになっています。今回は、2019年12月8日に計算期末を迎える銘柄を中心に、投資のヒントとなる具体的な数字を紐解いていきましょう。
ETFとは、証券取引所に上場している投資信託のことで、特定の指数に連動するように運用されています。個別の株式と同じようにリアルタイムで売買できる利便性と、分散投資によるリスク軽減を両立できる点が大きな魅力です。SNS上でも「ボーナス時期と重なる分配金は、再投資の貴重な原資になる」といった、将来の資産形成を見据えた前向きな声が多く寄せられています。
注目を集めるJリートと海外株式の分配金動向
不動産投資信託であるJリートに連動する銘柄では、SMDAM 東証REIT指数上場投信(1398)が100口あたり1090.0円、MAXIS Jリート上場投信(1597)が1140.0円の分配を予定しています。また、少額から投資可能な上場インデックスファンドJリート隔月分配型(ミニ)(2552)は、1口あたり8.0円の分配となります。不動産市況の堅調さが、投資家への還元という形で反映されているようです。
一方で海外に目を向けると、世界的な経済成長を享受できる銘柄も健闘しています。MAXIS 海外株式(1550)は100口につき1720.0円という高い水準を維持しており、グローバルな視点での分散投資がいかに重要であるかを物語っているでしょう。Simple-X NYダウ・ジョーンズ・インデックス上場投信(1679)については、2019年12月6日の計算期末において1口あたり7.0円の分配が算出されました。
今回の発表を見て感じるのは、投資対象の多様化が着実に進んでいるという点です。例えば、MAXIS HuaAn中国株式(2530)は1口305.0円、米国投資適格社債に連動するNEXT FUNDS(2554)は100口1010.0円となっています。低金利が続く現代において、このように債券や海外不動産、中国市場など、異なる性質の資産を組み合わせて「分配金」という果実を得る手法は、賢明な戦略だと言えるでしょう。
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