【山田ルイ53世】サンタの正体はAmazon?「鬼アプリ」から始まった現代のしつけと親心

2019年12月28日、冬の寒さが本格的になる中、お笑いコンビ・髭男爵の山田ルイ53世さんが、子育て世代が直面するクリスマスの「光と影」をユーモアたっぷりに綴りました。ラジオ番組で活躍する山田さんにとって、聖なる夜はまさに細心の注意を払うべき戦場だそうです。「娘が書いた手紙をパパがサンタへ届ける設定」という家庭内のルールを不用意に明かそうものなら、夢を壊された親御さんたちから猛烈なクレームが届くからだといいます。

SNS上では、この「親がサンタの代行者であることを隠し通す難しさ」に共感する声が溢れています。山田さんは、わざわざSNSで苦情を寄せる不寛容さに疑問を呈しつつも、ご自身も小学1年生の愛娘が信じる世界を懸命に守っている様子です。実は山田さんご自身の幼少期、クリスマスに届くのはいつも父からの巨大な板チョコだったといいます。ゲームやロボットに憧れつつも、次第にチョコを心待ちにするようになった実体験は、どこか切なくも温かい記憶です。

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「鬼」にしつけを外注する?現代パパ・ママの苦悩

山田さんが振り返る子育ての秘策は、数年前に大流行した「鬼アプリ」です。これは、子供が言うことを聞かない時にスマホを操作し、恐ろしい形相の鬼から電話がかかってきたように演出するデジタルツールです。画面から「言うことを聞かない子は誰だ!」と凄まれると、それまで駄々をこねていた娘さんも一瞬で大人しくなったといいます。秋田の伝統行事である「なまはげ」をデジタル化したようなシステムですが、当時は多くの家庭で重宝されていました。

親が直接叱るのではなく、第三者である「鬼」にその役目を任せる、いわば「しつけの委託」という形は、親が嫌われ役にならずに済むというメリットがあります。しかし、同時に「親自身の言葉で伝えられない情けなさ」を感じるという山田さんの葛藤は、多くの読者の胸に刺さるのではないでしょうか。教育方針が多様化する現代において、こうしたアプリに頼らざるを得ないほど、子育てに奮闘する親たちの切実な姿がそこには映し出されています。

2019年12月の今、娘さんはおもちゃのカタログを眺めながら、サンタの訪れを心待ちにしています。かつては北欧からトナカイに乗ってやってくると信じられていたサンタクロースですが、現代のパパサンタにとっての頼れる味方は、ジャングルのような配送網を誇る「Amazon」という名の物流拠点なのかもしれません。手柄をサンタに譲りつつ、そっとプレゼントをツリーの下に置く。不条理を感じつつも、娘の笑顔のために奔走するパパの愛が伝わります。

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