冬の澄んだ空気に包まれた中国・北京にて、2019年12月14日、スノーボードのワールドカップ(W杯)ビッグエア種目が開催されました。この記念すべき舞台で、日本が誇るトップライダーの鬼塚雅選手が、合計165.00点という高得点を叩き出し、見事に今季初優勝を飾ったのです。
彼女にとってビッグエア種目でのW杯制覇は今回が初めての快挙となります。得意とするスロープスタイルでの実績と合わせ、これで通算3勝目を手にしました。安定感のある滑りと独創的な空中技が完璧に噛み合った結果であり、女王としての貫禄を改めて世界に知らしめたと言えるでしょう。
ビッグエアとは、巨大なキッカー(踏み切り台)から空中に飛び出し、その高さや技の難易度、そして着地の美しさを競う非常にエキサイティングな競技です。一瞬のミスが命取りになる緊張感の中で、鬼塚選手が披露したパフォーマンスは、観客やジャッジを虜にするほど鮮烈なものでした。
今大会では他の日本人勢も目覚ましい活躍を見せています。岩渕麗楽選手が惜しくも表彰台を逃す4位、期待の新星である村瀬心椛選手も5位に食い込みました。表彰台を独占せんばかりの勢いで上位に名を連ねる日本女子チームの層の厚さは、現在のスノーボード界における最大の脅威かもしれません。
SNS上では「雅ちゃんの滑りは格好良すぎて鳥肌が立つ」「日本女子のレベルが高すぎて驚く」といった称賛の声が溢れかえっています。特に、失敗を恐れず果敢に高難度の大技に挑む彼女たちの姿勢は、競技の枠を超えて多くのファンに勇気と感動を与えているようです。
編集者の視点から言えば、今回の勝利は単なる一勝以上の価値があります。スロープスタイルだけでなく、瞬発的な技術が求められるビッグエアでも頂点に立ったことは、彼女の技術が全方位的に進化している証拠です。次なる戦いでも、日本女子が世界を圧倒する光景が目に浮かびます。
コメント