自動車業界に新たな風を吹き込む注目の1台が登場しました。マツダは2020年01月16日から、環境性能とダイナミックな走りを高次元で融合させた新型SUV「CX-30」の国内販売を開始したのです。最新の動力源を搭載したモデルとしては国内で2番目の上陸となり、低迷が続く自動車市場を活気づける起爆剤として大きな期待が寄せられています。
SNS上では「ついに本命のSUVに載ったか」「価格は強気だけど乗ってみたい」といった車好きからの熱いコメントが飛び交うなど、早くもネット上を賑わせています。
革新的な「圧縮着火」が生み出す驚きの低燃費と走りの魅力
今回の目玉である「スカイアクティブX」は、従来のガソリン車の常識を覆すマツダ独自の「圧縮着火」技術を採用しています。これは本来ディーゼル車で使われる仕組みで、ピストンで圧縮した燃料と空気の混合気を、プラグの火花をきっかけに一気に同時多発的に燃焼させる高度な制御技術です。
この仕組みにより燃料を極限まで薄くして燃やすことが可能になり、従来のガソリンモデルと比較して燃費効率が約1割から2割も向上しました。環境に優しく、かつ力強い走りを実現したのです。
玄人を唸らせる「人馬一体」のこだわりと気になる価格帯
気になる車両本体価格は3,294,500円から3,713,600円に設定されました。同排気量の標準的なガソリンモデルと比べると約70万円ほど高価な設定ですが、そこにはマツダの並々ならぬ哲学が詰まっています。単なるスピードの追求ではなく、発進や制動がドライバーの意図通りに決まる心地よさを追求しているのです。
先行展開されたヨーロッパでは、小型車「マツダ3」の受注のうち約6割をこの新型エンジン車が占めるほどの人気ぶりを見せており、運転の本質を知る大人のユーザーから絶大な支持を集めています。
編集部が斬る!高級欧州車に挑むマツダの勝算と今後の課題
世間が電気自動車へのシフトに沸くなか、2030年時点でも大半の車にエンジンが残ると見据えて内燃機関の限界に挑むマツダの姿勢には、編集部としても深く共感いたします。ただ、この素晴らしい「感性の領域」の進化は、乗ってみないと価値が伝わりにくいという難点も抱えています。
消費税率引き上げ後の冷え込む国内市場において、プレミアムな欧州車を好む層や、これまで接点のなかった新規顧客へこの「70万円の価値」をいかに体験してもらい、納得してもらえるかが今後の成否を分けるでしょう。
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