日本の国土開発や地域活性化の礎を築いた、元国土事務次官の公文宏(くもん・ひろし)氏が、2020年1月8日に敗血症のため83歳で急逝されたことが分かりました。事務次官とは、各省庁における官僚トップの役職であり、国家の政策推進を実質的に支える極めて重要な存在です。かつての国土庁で最高責任者を務めた同氏の突然の訃報は、官界のみならず多方面に深い悲しみを与えています。
この悲しい知らせに対し、SNS上では「激動の時代に日本のインフラや国土政策を先導してくださったことに感謝します」「偉大な先達の功績を忘れません」といった、故人のこれまでの多大な貢献を称え、悼む声が数多く寄せられました。ネット上には哀悼の意を表す書き込みが相次いでおり、生前の実直な仕事ぶりを偲ぶ人々による感動の輪が今も広がりを見せています。
公文氏が患った「敗血症」とは、体内の感染症がきっかけで細菌などが血液中に侵入し、全身に深刻な炎症を引き起こす大変危険な病気です。初期症状が風邪に似ているため発見が遅れるケースも珍しくなく、急速に重症化して多臓器不全に陥るリスクを孕んでいます。現代医療をもってしても油断できないこの病が、日本の発展を支えた貴重な頭脳を奪ってしまったことは、痛恨の極みと言うほかありません。
国家の羅針盤として尽力された公文氏の姿勢から、私たちは現代のまちづくりや地方創生のあり方を改めて学び直す必要があるのではないでしょうか。高度経済成長期から激動の時代にかけて、彼が描いた未来の日本地図は、現在の私たちの便利な暮らしにしっかりと息づいています。故人が遺した情熱や確固たる信念のバトンを次の世代へ引き継ぎ、より良い社会を構築していくことが、残された私たちの使命だと強く感じます。
告別式は2020年1月16日に横浜指路教会にて執り行われます
葬儀・告別式は2020年1月16日の正午から、神奈川県横浜市中区尾上町6の85にある「横浜指路教会」において厳かに執り行われる予定です。喪主は妻の紘子(ひろこ)さんが務められるとのことですので、参列される方はお心を寄せていただければ幸いです。なお、本件に関するお問い合わせや連絡先は、国土交通省の秘書室が窓口として対応しています。偉大な指導者の冥福を心よりお祈り申し上げます。
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