愛煙家の皆様に、見逃せないビッグニュースが飛び込んできました。日本たばこ産業、通称JTが、加熱式たばこ「プルーム」シリーズの本体価格を2020年2月1日から大幅に引き下げると発表したのです。この大胆なプライスダウンは、現在ライバル企業にリードを許している市場でのシェアを、一気に奪い返すための強力な切り札になるとみられています。ネット上でも「ついに買いやすくなった」「デバイスが壊れたから乗り換えるチャンスかも」といった歓喜の声が次々と上がっており、SNSを中心に大きな話題を呼んでいます。
今回の価格改定において、特に注目したいのが「プルーム・テック・プラス」の値下げ幅でしょう。これまでの4,980円から、なんと4割も安い2,980円という驚きのプライスに生まれ変わります。さらに、お馴染みのスタンダードモデルである「プルーム・テック」も、従来の3,000円から2,500円へと2割近く値下がりすることになりました。ここまで思い切った戦略に打って出た背景には、国内の加熱式たばこ市場における非常に激しいシェア争いが存在します。
現在、日本の加熱式たばこ界は、米フィリップ・モリス・インターナショナルの「アイコス」が圧倒的なトップに君臨しています。これに続くのが、英ブリティッシュ・アメリカン・タバコの「グロー」であり、JTの市場シェアは残念ながら1割程度と苦戦を強いられてきました。ここで重要になる専門用語が、加熱式たばこ特有の「リフィル(消耗品)」で稼ぐビジネスモデルです。これは、初期費用となる本体(デバイス)を安く提供してユーザーを増やし、その後に繰り返し購入される専用のたばこカプセルやスティックで利益を回収していく仕組みを指します。
実はJTの攻勢はこれが初めてではなく、2019年12月にも、紙たばこに近い吸い応えが特徴の「プルーム・エス」を7,980円から3,480円へと半額以下に値下げした実績があります。初期投資のハードルを下げてでも、まずはデバイスを手に取ってもらうという明確な意思が感じられるのではないでしょうか。ビジネス的な視点で見ても、まずはユーザーの分母を増やすことが最優先という判断は非常に合理的であり、この戦略によって勢力図がどう塗り替わるのか、今後の展開が本当に楽しみでなりません。
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