仏壇を処分しない選択肢!新平堂が挑む「古仏壇リノベーション」がマンション住まいに最適な理由

住宅事情やライフスタイルの変化に伴い、実家にある大きな仏壇の扱いに頭を悩ませる方が増えています。そんな現代の切実なニーズに応える画期的な試みが、2020年01月23日、秋田県湯沢市の仏壇メーカー「新平堂」から発表されました。伝統ある高級仏壇の良質な部品を再利用し、現代の住環境に調和するコンパクトな姿へと生まれ変わらせる、大規模改修(リノベーション)事業が本格的に始動したのです。

このニュースに対し、SNS上では「先祖代々の思いを繋ぎつつ、今の生活に合わせられるのは本当に素晴らしい」「これならマンションのリビングにも無理なく置けそう」といった、好意的な意見が数多く寄せられています。核家族化が進む中で、伝統の継承と現代の手軽さを両立させるこの取り組みは、多くの人々の共感を呼んでいる模様です。単に古いものを廃棄するのではなく、思い出を紡ぐ選択肢として注目されているのでしょう。

今回の新事業は「古仏壇リノベーション」と銘打たれており、ライフスタイルに合わせた4つのスタイルが用意されています。重厚な仏壇をスタイリッシュな壁掛けフレームに仕上げたり、フローリングの部屋にも違和感なく馴染む洋風デザインの台付きタイプへと変更したりすることが可能です。依頼主の要望を丁寧に聞き取った上で、3Dのコンピューターグラフィックス(CG)を用いた完成予想図を提案してくれるため、安心して依頼できる点が魅力と言えます。

熟練の職人たちが、古い塗装を一度剥がしてから下地を丁寧に研磨して塗り直し、さらに金箔の貼り直しや、美しい飾り部品・装飾金具の再利用を行います。例えば、唐木仏壇と呼ばれる熱帯地方産の高級木材を使用した仏壇の改修では、モダンで洗練された雰囲気が追求されました。内部にヒノキの無垢材(天然木から切り出した継ぎ目のない板)を贅沢にはめ込み、最先端の発光ダイオード(LED)による間接照明を導入したのです。

気になるサイズですが、高さは104センチメートルも縮めて60センチメートルに、幅は25センチメートル縮めて43センチメートルに、奥行きは10センチメートル縮めて40センチメートルへと見事な小型化を実現しました。これほどコンパクトであれば、スペースの限られた都心部のマンションでも家具の上にすっきりと配置できますね。大切な祈りの空間を身近に維持できる素晴らしい工夫だと、私は強く感じております。

費用はリノベーションの仕様によって異なり、40万円から、70万円から、100万円から、150万円からの4つのコースが展開されています。これらとは別にCG制作費として3万円や仏具代が必要となり、完成までの期間はおよそ2か月から4か月ほどを見込んでいるそうです。一般の消費者からの直接発注を受け付けるだけでなく、全国の仏壇店を経由した依頼にも対応しており、窓口が広い点も心強い特徴でしょう。

新平堂の高橋恒仁社長は、古い仏壇の処分や維持管理に困っている顧客の力になりたいという熱い想いを語っています。同社の2019年04月期の売上高は1億1000万円であり、これまでは高級仏壇の新規製造と修理がビジネスの柱でした。ライフスタイルの変遷により宗教用具の市場規模が縮小する中、このリノベーション事業を年間3000万円規模の新たな柱へと成長させる計画を掲げており、老舗企業の果敢な挑戦には期待が高まります。

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