【ぐるなび】アプリのログ一元管理で業務効率が激変!エラスティックサーチがもたらすビジネス創出の未来

人気グルメ情報サイトを運営する「ぐるなび」が、システムのログデータ解析に向けて大きな一歩を踏み出しました。同社はオランダのエラスティック社が開発した高度な解析技術「スタック」を導入し、データ管理の仕組みを劇的に刷新しています。システムログとは、サーバーやアプリが正常に動いているか、あるいはどのようなエラーが起きたかといった処理状況を詳細に記録した、いわば「システムの履歴書」のようなデータです。これまでは各サービスでバラバラに保管されていたこの貴重な情報が、新技術によって1つに統合されることになりました。

膨大なデータを抱える同社にとって、従来の管理体制には大きな課題があったようです。ぐるなび開発部エンジニアリングセクションの岩本俊明副セクション長によると、2016年の時点で同社のサーバーはすでに数千台規模で稼働していたとのことです。当時はシステムの不具合が発生した際やメンテナンスを行う際、必要なログを探し出すだけで、担当者が1時間以上も費やして情報をかき集めていました。SNS上でも「数千台のサーバーから手動でログを追うのは想像しただけで目眩がする」「エンジニアの過酷な労働環境が透けて見える」といった同情の声が寄せられています。

こうした状況を打開したのが、スタックの核となる検索エンジン「エラスティックサーチ」です。これは膨大なデータの中から、目的の情報を瞬時に見つけ出すことができる超高速の検索システムを指します。データ形式を統一して一元化を推し進めた結果、これまで1時間もかかっていた情報収集の作業が、なんと数秒で完了するようになりました。この驚異的なスピードアップに対し、ネット上では「業務効率化のレベルが違いすぎる」「エンジニアの負担が減って本当に良かった」と、技術の進歩を称賛するコメントが相次いでいます。

私はこの改革について、単なる作業時間の短縮に留まらない、企業の競争力を左右する極めて重要な転換点であると考えています。なぜなら、無駄な調査時間が削減されたことで、技術者がよりクリエイティブな開発業務に集中できる環境が整ったからです。深夜の障害対応などに追われるストレスから解放されることは、働く人のモチベーション向上にも直結するでしょう。テクノロジーを駆使して社内の「負の遺産」を解消していく姿勢は、DXを推進する現代のあらゆる企業が見習うべき素晴らしいモデルケースではないでしょうか。

さらに、このログデータの活用はシステム部門だけでなく、ビジネスの現場にも新たな可能性をもたらし始めています。稼働中の生の情報には、スマートフォンアプリから得られる利用者の位置情報や、検索条件といった貴重な行動履歴が刻まれているのです。これらを分析すれば、ユーザーが「今どこで、どんなお店を探しているか」という目的を鮮明に推測できます。ぐるなびではすでにビジネス部門での活用もスタートしており、人々のニーズを先取りした斬新な新サービスの開発や、新たな市場の開拓に繋がることが期待されています。

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