検索の時代は終わる?香川の風雲児グッドクリエイトが仕掛ける「@POP」が2020年東京五輪へ向けて加速中!

2019年07月17日、香川県丸亀市に拠点を置くソフトウエア開発会社、グッドクリエイトが私たちの日常を劇的に変える新たな一歩を踏み出しました。同社はスマートフォンの位置情報や買い物履歴を活用し、ユーザー一人ひとりに最適な情報を届ける広告配信事業を本格的に拡大することを明らかにしています。情報が溢れかえる現代において、自分が必要なものだけを賢く手に入れるという体験は、まさに多くの人が待ち望んでいた未来の形と言えるのではないでしょうか。

この革新的なサービスの中心にあるのが、2018年03月に産声を上げたスマートフォン向けアプリ「@POP(アットポップ)」です。このアプリの最大の特徴は、ユーザーが自ら検索する手間を省き、今いる場所や状況に合わせて「欲しい情報」を予測して届けてくれる点にあります。例えば、街を歩いている時に近くの店舗で使える限定の割引クーポンが自動で届くような、魔法のようなショッピング体験を現実のものにしてくれるのです。

ここで技術的な仕組みについても少し触れておきましょう。このシステムでは、人工衛星の電波を利用して現在地を特定するGPS(全地球測位システム)や、店頭のQRコードなどを巧みに組み合わせています。これにより、個人の行動履歴を分析し、文字情報だけでなく、視覚に訴える写真や動画を用いた魅力的な情報をプッシュ通知で配信します。プッシュ通知とは、アプリを起動していなくてもスマホの画面に直接メッセージを表示させる便利な機能のことです。

特筆すべきは、プライバシーへの配慮が徹底されていることでしょう。住所や生年月日といった特定の個人に結びつく情報は一切取得せずに、あくまで「その時、その場所で、何に興味を持っているか」という行動データのみを参照する仕組みになっています。個人情報を守りつつ利便性を享受できるバランスの良さは、多くのユーザーから信頼を得る重要な鍵となります。すでに東京や大阪、福岡といった大都市圏の小売店や飲食店、自治体などで導入が始まっています。

SNS上でもこのニュースは話題を呼んでおり、「わざわざ店を探す手間が省けて嬉しい」「個人情報が守られているなら安心して使える」といった期待の声が相次いでいます。また、地方から都市部へと進出する企業の姿勢に「香川の会社が東京五輪を目指すのは応援したくなる」といった温かいメッセージも寄せられていました。2020年の東京五輪・パラリンピック開幕までに、導入店舗数を現在の25倍となる1万件にまで引き上げるという同社の目標は、非常に野心的な挑戦です。

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資本提携で描く2023年売上高20億円へのロードマップ

事業の急速な拡大を支えるため、グッドクリエイトはジャスダック上場のシステム開発大手、エヌアイデイ(NID)との業務・資本提携を締結しました。第三者割当増資などを含めて約2億円もの資金を調達し、システムのさらなる改良や販路の開拓に充てる計画です。これにより、2018年12月期に約4億5千万円だった売上高を、5年後の2023年には4倍を超える20億円にまで引き上げるという、驚異的な成長シナリオを描いています。

「@POP」が既存の広告配信システムと一線を画しているのは、その圧倒的なコストパフォーマンスにあります。通常、飲食店などが配信を行う際は、膨大な顧客情報を管理するデータベースが必要になりますが、このアプリは個々のスマホ側で情報を自動選別します。また、インターネット上でデータを保管・処理する「クラウドサーバー」への依存度を低く抑えることで、運用コストを従来の10分の1程度にまで削減することに成功しました。これにより、予算の限られた小規模な個人商店でも気軽に導入できるのです。

瀬戸内の観光もスマートに!「検索不要」の旅が始まる

グッドクリエイトの視線は、都市部だけでなく豊かな自然を持つ地方にも向けられています。現在、瀬戸内海での観光をより便利にするためのアプリ開発が着々と進められています。例えば、観光客が港に到着した瞬間に、次に乗るべきフェリーの時刻表や出航までの待ち時間がスマホに自動で届くような仕組みです。島々を結ぶ複雑な交通網に頭を悩ませることなく、目の前の景色を心ゆくまで楽しむことができるようになるに違いありません。

同社の稲毛浩会長は「調べなくても必要な情報が届く環境を作りたい」と熱く語っており、その情熱は観光コンシェルジュやスポーツ、レジャー分野への応用も見据えています。インターネットメディアを運営する私の立場から見ても、この「情報の向こう側からやってくる」という体験は、これまでのウェブ検索文化を根底から覆す可能性を秘めていると感じます。能動的に探す疲れから解放され、偶発的な出会いを楽しむ時代が、すぐそこまで来ているのかもしれません。

地方から発信されるテクノロジーが、日本全体の観光や経済を活性化させていく様子には胸が熱くなりますね。これまでの「待ち」の姿勢だった広告が、個人の行動に寄り添う「パートナー」へと進化を遂げる過程は、まさにデジタルトランスフォーメーションの体現です。2020年の大きな祭典、そしてその先の2023年に向けて、グッドクリエイトがどのような景色を私たちに見せてくれるのか、今後もその動向から目が離せそうにありません。

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