🦐緊急支援19億円!静岡市が深刻なサクラエビ不漁から漁業の未来を守る6月補正予算の全貌

2019年6月4日、静岡市は、駿河湾を舞台とするサクラエビ漁の記録的な不漁を受け、関連事業者への緊急支援を主軸とする一般会計6月補正予算案を公表しました。その総額は19億円にものぼります。この異例の措置は、単なる資金援助に留まらず、地域の漁業と経済の持続可能性を高めるための多角化や新事業創出を力強く後押しするものでしょう。この決定は、SNSでも「地元の漁業を守るために迅速な対応で素晴らしい」「サクラエビの危機は全国の問題、市が一歩踏み出した」といった、期待と評価の声が多数寄せられています。

今回の補正予算では、由比・蒲原沿岸地域の環境調査と、サクラエビ関連事業者の資金繰り支援に、まず1,582万円が充てられます。特に注目すべきは、加工業者や飲食店など、サクラエビを取り扱う事業者が新しい事業分野へ挑戦するための制度を構築することです。具体的には、利子助成といった融資制度の整備に加え、多角化を目指す事業者が事業計画を策定したり、新商品を開発したりする際に利用できる補助金が創設されます。この補助金は、補助率3分の2、上限50万円という手厚い内容となっており、事業者が一歩踏み出しやすい環境を整えることに貢献するでしょう。

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🌊「トラウトサーモン」養殖という挑戦:新漁業モデル構築へ

この補正予算案の目玉の一つが、サクラエビに依存しない新たな漁業モデルを創出する取り組みです。それが、トラウトサーモンの養殖事業であり、これに4,000万円が計上されています。トラウトサーモンとは、マス類の中で主に降海型(川で生まれ海に下り、再び川に戻るもの)や大型化する種を指し、上質で人気の高い魚です。この事業は、三保地区における地下水の利用規制が緩和されたことで実現が可能になりました。豊富な地下海水を利用することで、安定した生産体制の構築が見込まれます。

2019年8月には、水槽の設置などが始まり、2020年6月の初出荷を目指すとのことです。生産目標は、2024年度までに年間55トン。これは、静岡市の漁業に新たな柱をもたらし、地域の雇用と経済を下支えする重要な一歩になるでしょう。サクラエビの不漁という危機的状況を、イノベーションによって乗り越え、より強靭で多様性のある地域経済へと変革していく、静岡市の強い決意がうかがえます。静岡市の2019年度一般会計総額は、この補正を経て3,202億円となる見込みです。

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