スマホからPCへ!?就活生が「脱スマホ」する意外な理由とSNS活用の新常識【2019年最新調査】

現代の若者にとって、スマートフォンは体の一部と言っても過言ではないほど密接な存在です。しかし、そんな彼らが人生の大きな節目である「就職活動」に直面した際、意外な行動の変化を見せていることが分かりました。2019年8月19日に発表された最新の調査結果によると、普段は長時間スマホを操作している大学生たちが、就活中にはあえてスマホを手放す傾向にあるというのです。

動画制作を手掛ける株式会社プルークスと人材サービスのレバレジーズ株式会社が共同で実施したこの調査は、2019年6月5日から2019年6月21日にかけて行われました。対象となったのは、2020年および2021年卒業予定の大学生340人です。この調査結果からは、デジタルネイティブ世代が社会に出る準備を始める中で、デバイスを賢く使い分けている実態が鮮明に浮かび上がっています。

スポンサーリンク

就活生がスマホを置く理由!鍵は「エントリーシート」とPC回帰

普段の生活では、約7割の学生が1日に3時間以上スマホを利用しており、中には5時間以上というヘビーユーザーも26%に達しています。ところが就活が本格化すると、6割以上の学生がスマホの利用時間を「2時間以下」にまで減らしているのです。これほど劇的な変化が起きる背景には、単なる自制心だけでなく、効率を重視する学生たちの切実な事情が隠されているようです。

専門家によれば、この現象は「スマホ離れ」ではなく、作業効率を求めた「パソコン回帰」であると分析されています。就職活動で避けて通れないのが「エントリーシート(ES)」の作成です。これは企業に自分を売り込むための応募書類のことですが、スマホでのフリック入力に慣れた世代であっても、長文の作成や複雑なフォームへの入力は、やはりキーボードを備えたパソコンの方が圧倒的にスムーズに進むのでしょう。

また、最近では企業の採用活動が一年を通じて行われる「通年採用」が拡大しつつあります。就活期間が長期化する中で、学生たちは通信量を節約するためにWi-Fi環境が整った場所でじっくりパソコンを開くというスタイルを選んでいるようです。SNSでは「ESを書くならやっぱりPCじゃないと落ち着かない」「画面が広い方が調べ物が捗る」といった、納得の声が多く寄せられています。

SNSの使い分けが勝負!動画が志望度を左右する時代へ

利用目的の変化も興味深いポイントです。普段のスマホ利用はSNSが約6割を占めますが、就活時には「情報検索」が約5割とトップに躍り出ます。注目すべきはSNSの勢力図で、LINEが圧倒的な支持を集める一方で、ビジネスシーンで定番のFacebookは若者の間では存在感が希薄です。学生たちはLINEで仲間と励まし合い、Instagramを息抜きに使い、Twitterで企業の「生の声」を探るという高度な使い分けをしています。

ここで重要なのは、学生たちが「口コミサイト」を鵜呑みにせず、Twitterなどのリアルな投稿から企業の評判を見極めようとしている点です。匿名性の高い情報よりも、実態に近い声を重視する彼らの姿勢は、企業側にとっても無視できないトレンドと言えるでしょう。また、採用動画を見た学生の6割が「志望度が上がった」と回答しており、文字よりも映像や音声で直感的に情報を得るスタイルが定着しています。

私自身の見解としても、情報の信憑性に敏感な今の学生に対し、企業は着飾った言葉よりも、動画を通じた「ありのままの雰囲気」を伝えることが採用成功の近道だと感じます。これからの採用戦略は、単に情報を並べるのではなく、YouTube公式チャンネルの活用などを通じて、いかに彼らの「隙間時間」に入り込み、心に響くコンテンツを届けられるかが鍵となるに違いありません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました