【U18野球W杯】侍ジャパン、豪州に屈し4大会ぶりのメダル逸…ミスに泣いた若き精鋭たちの悔し涙と今後の課題

2019年09月08日、韓国で開催されている「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」の3位決定戦が行われました。悲願の初優勝を掲げて今大会に臨んだ日本代表「侍ジャパン」でしたが、オーストラリアを相手に1対4で敗北を喫しています。これにより、日本は2011年大会以来、実に4大会ぶりにメダルを逃すという、非常に厳しい現実に直面することとなりました。

試合は序盤の1回、日本が内野ゴロの間に幸先よく1点を先制する形で幕を開けました。しかし、喜びも束の間、2回に悪夢が襲いかかります。前日の韓国戦でも手痛いミスを犯してしまった石川昂弥選手(東邦)の失策などが絡み、一挙に4点を失ってしまいました。守備の乱れから相手に主導権を明け渡してしまったことが、結果として最後まで重くのしかかる展開になったといえるでしょう。

攻撃陣も相手投手の攻略に苦しみ、放った安打はわずか3本と打線が沈黙しました。タイブレーク、つまり延長戦で無死一、二塁などの走者を置いた状態から攻撃を始める特別ルールが導入された前夜の激闘から一夜明け、心機一転を図ったはずの選手たちでしたが、焦りからか本来の力を発揮できませんでした。坂下翔馬主将(智弁学園)は、自分たちの弱さが出てしまったと涙ながらに語っています。

SNS上では、「この悔しさを糧にプロの世界でリベンジしてほしい」「失策は攻めた結果。責めることはできない」といった温かい声援の一方で、「守備の基礎力を見直すべきだ」という厳しい指摘も相次いでいます。若き才能が集結したチームだけに、期待が大きかった分、ファンもこの結果を重く受け止めているようです。永田裕治監督も、ミスが連鎖して焦りを生んでしまったと、敗因を冷静に分析しました。

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「勝負の綾」を分けたミスと今後の日本野球が歩むべき道

編集者の視点から言わせていただければ、今大会の日本は「技術」以上に「精神面」での脆さが露呈した印象を受けます。高校野球という一発勝負の舞台で培われた精神力は素晴らしいものですが、国際大会特有の緊張感や、慣れない海外の土やボールへの対応力において、まだ改善の余地があるのではないでしょうか。特に、連日のように失策が失点に直結した点は、今後の育成における大きな教訓となるはずです。

しかし、ここで立ち止まってはいられません。今大会で悔し涙を流した選手たちの多くは、数カ月後にはドラフト会議を経てプロの門を叩くことになるでしょう。2019年09月08日のこの敗戦は、彼らが真のスターへと脱皮するための「成長痛」であると信じたいところです。世界一という目標は後輩たちに託されることになりますが、この経験を日本の野球界全体で共有し、次こそは頂点に立つ姿を期待しましょう。

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