現代社会において、私たちの生活に欠かすことのできないパートナーとなったスマートフォンですが、その裏側で「スマホ依存」という影が色濃く忍び寄っています。MMD研究所が2019年09月10日に発表した最新の調査結果によると、スマホを利用している人たちの約7割が、自分自身を「スマホに依存している」と感じていることが判明しました。四六時中画面を眺めてしまうこの現象は、もはや他人事ではありません。
特に注目すべきは、働き盛りである30代の現状でしょう。この世代では「かなり依存している」と回答した割合が約3割にも達しており、全世代の中で最も高い数字を記録しています。仕事の連絡からプライベートなSNS利用まで、多忙な日常を支えるツールであるがゆえに、手放せなくなってしまうジレンマが透けて見えます。スマホ依存とは、自分の意思で操作をコントロールできなくなる状態を指し、生活に支障をきたす恐れがあります。
歩きスマホが招く事故のリスクと社会的な規制への期待
一方で、画面に夢中になるあまり周囲への注意が散漫になる「歩きスマホ」の危険性についても、厳しい現実が浮き彫りになりました。調査では9割を超える人々が、歩きスマホは危ない行為であると強く認識しています。しかし、その認識とは裏腹に、実際にぶつかったり転んだりといった事故を経験した人は1割を超えており、頭では分かっていても体が動いてしまうという、依存の根深さが浮き彫りになった形です。
SNS上では、この調査結果に対して「自分も気づくと数時間経っている」「30代は仕事でも使うから依存しやすいのでは」といった共感の声が相次いでいます。また、危険な歩行を繰り返すユーザーに対しては、法的な規制を求める声も日増しに強まっている状況です。便利さと引き換えに周囲を危険にさらす行為は、社会全体で真剣に向き合うべき課題と言えるでしょう。私自身も、技術の進歩が人々の安全を脅かしてはならないと強く感じます。
2019年09月10日現在、スマートフォンは個人の自由な道具であると同時に、公共の場でのマナーが厳しく問われる過渡期にあります。デバイスを賢く使いこなし、自分を律する力が求められているのではないでしょうか。依存を自覚しているからこそ、一度画面を閉じて周囲の景色を見渡す心の余裕を持ちたいものです。デジタルデトックス、つまり意図的にスマホから離れる時間を作ることが、今の私たちには必要不可欠なのかもしれません。
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