ウェアラブルデバイスの先駆者として知られる米フィットビットが、私たちの生活習慣を根本から見直す画期的な一歩を踏み出します。2019年09月24日に発売される新型スマートウォッチ「Versa 2」は、単なる時計の枠を超えた健康管理のパートナーです。最大5日間以上持続する強力なバッテリーを搭載し、水深50メートルの耐水性能も備えているため、日常生活から激しいスポーツシーンまで片時も離さず装着できる点が大きな魅力と言えるでしょう。
今回の目玉は、2020年春から日本国内でも展開予定の有料サービス「フィットビットプレミアム」との連携です。このサービスは、蓄積された膨大なデータに基づき、個々のユーザーに最適な健康改善のアドバイスを届けてくれます。SNS上では「ついに日本でも本格的なコーチングが受けられるのか」「睡眠不足の解消に期待したい」といった、健康意識の高い層からの熱烈な期待が寄せられています。データ計測だけでなく、その先の「行動」を促す仕組みこそが現代人に求められているのです。
睡眠スコアと機械学習がもたらす究極の目覚め体験
Versa 2の真骨頂は、本体裏に配されたカラーセンサーと赤外線センサーによる緻密な睡眠分析にあります。独自の「睡眠スコア」機能は、就寝中の心拍数や寝返りの頻度、さらには眠りの深浅を詳細に数値化して可視化します。これにより、自分では自覚しにくい眠りの質を客観的に把握することが可能になりました。忙しい現代社会において、睡眠を「時間」ではなく「質」で管理するという視点は、もはや必須のスキルであると私は確信しています。
特筆すべきは、機械学習を活用した「スマートウェイク」機能の導入です。これはユーザーの睡眠サイクルを学習し、設定した時刻の範囲内で最も眠りが浅い瞬間を見計らってアラームを鳴らしてくれる仕組みです。深い眠りの最中に無理やり起こされる不快感から解放され、スッキリとした爽快な朝を迎えられるでしょう。専門用語である「機械学習」とは、コンピューターが大量のデータからパターンを学び、最適な予測を行う技術を指しますが、これが個人の目覚めにまで応用される時代が到来したのです。
ヘルスケア・プラットフォームとしての未来と市場の展望
フィットビットは将来的に、このシステムをジムのインストラクターや栄養士が活用できるオープンなプラットフォームへと進化させる構想を描いています。単なるデバイスメーカーから、包括的なヘルスケア・インフラを目指す姿勢は非常に意欲的です。すでに日本国内でも100社以上の企業が「健康経営」の一環として導入しており、法人向け市場でもその存在感を急速に高めています。個人の努力に頼るだけでなく、テクノロジーが自然に健康を支える環境作りは非常に理にかなっています。
現在のスマートウォッチ市場は、米アップルが約3割のシェアを握り首位を走っていますが、フィットビットは健康特化型の戦略で3番手から猛追を仕掛けています。スティーブ・モーリー副社長は、日本でのさらなるシェア拡大に強い意欲を示しており、今後の技術連携にも期待が高まります。2万7000円前後という手に取りやすい価格帯も相まって、健康を資産と捉える多くの日本人にとって、Versa 2は生活を豊かにする欠かせないガジェットになるに違いありません。
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