折りたたみスマホの革命児「Galaxy Fold」がついに日本上陸!サムスンが挑む“三度目の正直”と未来のビジョン

スマートフォンの歴史に新たな一ページが刻まれようとしています。サムスン電子ジャパンは2019年10月10日、画面そのものを折りたたむことができる画期的な新型スマートフォン「Galaxy Fold(ギャラクシー・フォールド)」を日本国内で発売すると発表しました。KDDI(au)が2019年10月11日から予約受付を開始するとのことで、ガジェットファンの間では早くも期待の声が高まっています。

今回の目玉は何といっても、最先端の「有機ELパネル」を採用した折りたたみ構造です。有機ELとは、パネル自体が発光するディスプレイ技術で、バックライトが不要なため薄くて曲げられるという特性を持っています。閉じれば片手で収まる4.6インチ、広げれば7.3インチというミニタブレット級の大画面に早変わりする姿は、まさに近未来のデバイスそのものと言えるでしょう。

SNS上では「ついに未来が来た!」「広げた時の没入感が凄そう」といったポジティブな反応がある一方で、画面の境界線がないシームレスな体験に驚くユーザーも少なくありません。最大3つのアプリを同時に表示できる「マルチウインドウ機能」も搭載されており、動画を観ながらSNSをチェックし、さらにブラウザで調べ物をするという、現代人らしいマルチタスクな使い方が捗りそうです。

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過去の失敗を乗り越えられるか?技術と価格の壁

実は、日本における折りたたみスマホへの挑戦はこれが初めてではありません。2013年にはNECカシオ、2018年1月にはNTTドコモが海外勢と組んで参入しましたが、当時は画面が2つに分かれていたり、供給トラブルに見舞われたりと、市場に定着することはありませんでした。今回のサムスンの参入は、まさに業界にとって「三度目の正直」となるかどうかの大きな試金石になるはずです。

今回の発売に至るまでには紆余曲折もありました。当初は2019年4月に米国での発売を予定していましたが、検証段階でヒンジ(蝶番)部分の不具合が指摘され、発売が延期されていたのです。しかし、サムスンは保護キャップの追加といった改良を施し、満を持して日本市場へ投入します。この「不具合を乗り越えて完成度を高めた」という姿勢には、同社の並々ならぬ執念を感じずにはいられません。

ただ、普及に向けて最大のハードルとなるのは24万円前後という非常に高額な価格設定でしょう。2019年10月11日から予約が始まりますが、高額ゆえに誰にでも手の届く代物ではないのが現状です。私個人の意見としては、この端末は単なる「スマホ」ではなく、所有欲を満たす「未来への投資」だと考えています。初期のイノベーションにはコストが付きものですが、これこそが新しい文化を作る一歩なのです。

現在は中国のファーウェイや米マイクロソフトも同様のデバイス開発を進めており、世界中で開発競争が激化しています。サムスンがこの「Galaxy Fold」で日本市場の扉をこじ開けることができれば、私たちの生活スタイルは劇的に変化するかもしれません。2019年10月というこのタイミングが、後から振り返った時に「スマホの転換点」と呼ばれることを期待せずにはいられません。

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