北海道観光に新潮流!定番から「穴場」へ訪日客が急増する驚きの理由とは?

北海道の観光シーンがいま、劇的な変化の時を迎えています。日本経済新聞社が2019年10月30日までに道内179市町村を対象に実施した最新の観光アンケートにより、驚きの実態が明らかになりました。なんと全体の約46%にあたる自治体で、2018年度の訪日外国人客数が前年度を上回ったと回答しているのです。

今回の調査結果で特に注目すべきは、インバウンド(訪日外国人旅行)の恩恵が有名な観光都市だけに留まっていない点でしょう。客数が増えたと答えた自治体のうち、実に7割が観光を「主産業とは捉えていない」地域だったのです。これまでは札幌や小樽といった定番スポットに集中していた旅行者の足跡が、着実に全道各地へと広がりを見せています。

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留萌や伊達が熱い!SNSでも話題の「分散型観光」が加速

具体的に名前が挙がっているのは、留萌市や伊達市といったエリアです。これまで観光の主役とは見なされにくかったこれらの地域に、なぜ多くの外国人が詰めかけているのでしょうか。SNS上では「まだ見ぬ絶景を探したい」「自分だけの特別な体験がしたい」という投稿が目立ち、有名どころを制覇したリピーター層が、よりニッチな魅力を求めて移動を始めている様子が伺えます。

このように特定の場所へ集中せずに各地へ分散する現象は、地域経済を底上げする強力なブースターとなるはずです。観光を主産業としていなかった町に外貨が落ちることで、地元の商店や飲食店には新たな活気が生まれることでしょう。今まで当たり前だと思っていた日常の風景や特産品が、実は世界基準の観光資源だったという気づきこそが、地域の自信に繋がるに違いありません。

私個人の意見としては、この「観光の民主化」とも呼べる流れを大いに歓迎したいと考えています。有名観光地でのオーバーツーリズム(観光公害)が懸念されるなか、地方に人が流れることは、混雑緩和と地方創生を同時に叶える理想的な形です。2018年度のこのポジティブな結果を維持するためにも、各自治体が独自の個性をさらに磨き上げる努力が期待されます。

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