兵庫県にある名門、ABCゴルフ倶楽部にて2019年11月1日に開催された「マイナビABC選手権」の第2日目は、手に汗握る首位攻防戦が繰り広げられました。初日から好調を維持している岩田寛選手が、この日もスコアを3つ伸ばして通算10アンダーをマークし、リーダーボードの最上段をがっちりとキープしています。
しかし、独走を許さないライバルが背後に迫っています。韓国の趙〓珪選手が、この日のベストスコアとなる「65」という驚異的な数字を叩き出し、一気に岩田選手を捉えて首位タイに浮上しました。爆発力のあるゴルフを見せた趙選手に対し、岩田選手が決勝ラウンドでどのような円熟味のあるプレーで応戦するのか、ゴルフファンの期待は高まるばかりです。
SNS上では「岩田選手の安定感がすごい」「決勝は日韓対決が楽しみ」といった声が上がっており、現地での盛り上がりを反映するかのような熱い反応が相次いでいます。特に岩田選手の「ポーカーフェイスの裏に秘めた闘志」に魅了されるファンが多く、彼がこのまま逃げ切って優勝を飾れるかどうかに大きな注目が集まっているのでしょう。
首位と2打差の3位グループには、実力派の黄重坤選手やオーストラリアのデービッド・ブランスドン選手がぴたりとつけています。ゴルフにおける「通算(トータル)」とは、大会初日からの全スコアを合算した成績を指しますが、上位陣は軒並みアンダーパーを記録しており、ハイレベルなバーディー合戦が展開されていることが分かりますね。
今平周吾ら実力者が猛追!決勝ラウンド進出をかけた予選の壁
さらに、今シーズンの賞金王争いをリードする今平周吾選手や、出水田大二郎選手ら6名が通算7アンダーの5位タイに並ぶ大混戦となっています。彼らが虎視眈々と逆転のチャンスを伺っている状況は、上位陣にとって大きなプレッシャーになるはずです。実力者たちがひしめき合うこの順位表を見るだけで、週末のドラマを予感せずにはいられません。
今大会の予選カットラインは、通算イーブンパーの52位タイまでとなりました。厳しい条件をクリアした60名が、明日からの決勝ラウンドへと駒を進めます。一方で、ベテランの池田勇太選手が予選落ちを喫するという波乱もあり、ツアーの厳しさを改めて見せつけられた形です。コンディションの維持が難しいとされる7200ヤードのコース設定が、選手たちの明暗を分けました。
筆者の個人的な見解としては、岩田選手の落ち着いたプレースタイルが、戦略性の高いABCゴルフ倶楽部に非常にマッチしていると感じます。ただ、後方から追い上げる今平選手のような「攻めのゴルフ」を展開する若手の勢いも無視できません。経験が勝つか、勢いが勝つか、スポーツの醍醐味が凝縮された素晴らしい週末になることが予想されるでしょう。
明日の第3日目は、ムービングデー(順位が大きく動く日)と呼ばれ、優勝戦線に残れるかどうかの重要な分岐点となります。首位を走る2人がスコアを伸ばし続けるのか、あるいは5位集団から誰かが突き抜けてくるのか、一打たりとも目が離せません。晩秋の兵庫で繰り広げられる熱き戦いを、ぜひ多くのファンに現地や中継で見守ってほしいと思います。
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