【2019年最新】カジノ大手が日本上陸へ!MGMの「大阪オンリー」宣言と横浜IR誘致の熱い攻防

日本のエンターテインメント界に激震が走っています。世界の名だたるカジノ運営大手が、日本での「統合型リゾート(IR)」参入に向けて本格的な火花を散らし始めました。IRとは、カジノだけでなく国際会議場や展示施設、ホテル、ショッピングモールなどが一体となった巨大な複合施設を指します。2019年11月04日現在、この巨大プロジェクトを巡って、海外資本による誘致合戦がかつてないほどの熱を帯びているのです。

特に注目を集めているのが、米国の雄であるMGMリゾーツ・インターナショナルです。同社の日本法人を率いるエド・バワーズCEOは、2019年10月下旬にオリックスと共同記者会見を開催しました。そこで飛び出したのが「大阪オンリー」という極めて強い決意の言葉です。これまで掲げてきた「大阪ファースト」という方針をさらに一歩進め、大阪府と大阪市が目指す夢洲(ゆめしま)での事業にのみ全精力を注ぐ姿勢を鮮明に打ち出しました。

このニュースに対し、SNS上では「大阪の経済効果が凄そう」「夢洲がラスベガスのようになるのか」といった期待の声が上がる一方で、ギャンブル依存症への不安を口にする投稿も見られます。しかし、MGMが日本企業であるオリックスとタッグを組み、2019年03月の提携表明以来、初めて揃って会見に臨んだ事実は重いものです。本気で大阪の地を世界最高峰の拠点へと変貌させようとする、並々ならぬ覚悟がひしひしと伝わってきます。

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横浜を狙うサンズと沈黙を守るギャラクシーの戦略

大阪がMGM一色に染まりつつある一方で、横浜市をターゲットに定めたのが米ラスベガス・サンズです。同社は100億ドル、日本円にして約1兆800億円という天文学的な数字の投資を検討しています。マリーナベイ・サンズのトップも務めるジョージ・タナシェヴィッチ氏は、横浜を「極めて魅力的な大都市」と高く評価しました。特にMICE(マイス)と呼ばれる、ビジネスイベントを通じた集客施設の建設に意欲を燃やしています。

ここで解説しておくと、MICEとは「Meeting(会議)」「Incentive(研修)」「Convention(国際会議)」「Exhibition(展示会)」の頭文字を取った造語です。観光客だけでなく、世界中のビジネスエリートを呼び込むことがIR成功の鍵と言えるでしょう。これほどの大規模投資が実現すれば、横浜の景観も経済構造も劇的な変化を遂げるはずです。港町・横浜が、シンガポールのような国際都市へと進化する可能性を秘めているでしょう。

一方で、香港のギャラクシー・エンターテインメントは、慎重な構えを崩していません。日本地区総支配人の岡部智氏は、大阪や横浜、東京といった大都市を視野に入れつつも、具体的な参入先については明言を避けました。自治体が行う本格公募(RFP)の内容を精査してから判断するという、冷静な「待ち」の姿勢です。各社の戦略が明確に分かれる中、日本版IRの勢力図がどのように描かれるのか、まさに今が歴史の転換点です。

編集者の視点から言えば、このIR誘致は単なるギャンブル施設の建設ではなく、日本の観光立国としての真価が問われる試練だと感じます。巨額の海外資本が流入することで、停滞する地方経済に活力が注がれるメリットは計り知れません。しかし、地域住民の理解と依存症対策、そして日本独自の文化をどう融合させるかが重要です。世界ブランドの参入を、日本の魅力を世界へ発信する「最高のショーケース」に昇華させてほしいと願うばかりです。

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