福岡市をMICEの聖地へ!嶋田和泉氏が仕掛ける「オール九州」戦略と産業ツアーの全貌

九州の玄関口として知られる福岡市がいま、ビジネスイベントの拠点として世界から熱い視線を浴びています。その立役者の一人が、福岡観光コンベンションビューロー(FCVB)でセールス&マーケティングディレクターを務める嶋田和泉さんです。2019年11月4日現在、彼女は「コンパクトシティ」という福岡独自の強みを武器に、国際的なイベント誘致に奔走しています。

そもそも「MICE(マイス)」とは、企業会議(Meeting)、研修旅行(Incentive Travel)、国際会議(Convention)、展示会(Exhibition/Event)の頭文字を並べた専門用語です。これらは一般的な観光客よりも消費額が大きく、地域経済への波及効果が極めて高いため、世界中の都市が誘致を競い合っています。福岡はこの分野でさらなる飛躍を遂げようとしているのです。

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世界に響く「オール九州」の連携パワー

外資系ホテルでの経験を経て2014年に現在の組織へ加わった嶋田さんは、福岡の知名度が海外ではまだ発展途上であると冷静に分析しました。食文化などの魅力は豊富ですが、東京や京都のような明確な記号性が欠けていたからです。そこで彼女が打ち出したのが、周辺自治体や企業と手を取り合う「オール九州」の体制でした。単独の都市ではなく、九州全体の魅力をパッケージ化する戦略です。

具体的には、トヨタ自動車九州の工場見学で高級車レクサスの製造現場を体験できる「産業ツアー」などが高い評価を得ています。ビジネス視察に阿蘇の大自然といった観光要素を組み合わせることで、参加者の満足度を劇的に高めました。こうした工夫により、SNS上でも「ビジネスと観光のバランスが絶妙」「九州全体が繋がっていて手配がスムーズ」とポジティブな声が広がっています。

私自身の考えを述べさせていただくと、地方都市が生き残る鍵はまさにこの「広域連携」にあります。一つの街に閉じこもるのではなく、点と点を結んで線にする嶋田さんの手法は、日本の地域振興における正解の一つでしょう。窓口を一本化して利便性を高めたことも、多忙なビジネス層の心を掴んだ決定打と言えます。

誘致を単なるゴールとせず、世界中の人々に「また訪れたい」と思わせるきっかけにする。嶋田さんの視線は、福岡が真の国際都市として定着する遠い未来をしっかりと見据えています。2019年11月4日の今日この瞬間も、福岡の街は世界に向けて新たな扉を開き続けているのです。

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