東京五輪を制するのはどこだ?キヤノン・ニコン・ソニーが放つ究極のプロ向けカメラ最前線

2020年の東京オリンピック開幕を控え、カメラ業界が熱い視線を浴びています。世界中のプロカメラマンが集結するこの歴史的な祭典に向け、キヤノン、ニコン、ソニーの大手3社が、勝利の瞬間を逃さないための「フラッグシップモデル」を次々と投入しているのです。

スポーツ写真の現場では、ほんの一瞬の遅れが命取りになります。そのため、各社は技術の粋を集めた新機種の開発に余念がありません。SNS上でも「ついに王者が動いた」「ミラーレスか一眼レフか悩ましい」といった、写真愛好家たちの興奮した声が溢れかえっています。

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キヤノンとニコンが守る「一眼レフ」の意地と信頼

キヤノンは2019年10月、プロ用一眼レフの最高峰となる「EOS-1D X Mark III」の開発を公式に発表しました。これは2016年04月に登場した名機の後継にあたり、新開発の画像センサーによってオートフォーカスの精度を劇的に向上させています。

ここでいう「画像センサー」とは、レンズから入った光を電気信号に変える、カメラの心臓部のことです。新機種ではこの解析能力が飛躍的に高まり、激しく動くアスリートの瞳や表情を正確に捉え続けます。データ転送速度も従来の2倍に進化し、現場の即時性を支えるでしょう。

一方のニコンも、最強のプロ機「D6」の開発を進めていることを明らかにしました。長年一眼レフを愛用してきたプロたちの手に馴染む操作性を維持しつつ、最新の望遠レンズと組み合わせて最高のパフォーマンスを発揮します。まさに、報道のプロが最も信頼を寄せる「道具」の進化と言えます。

ソニーがミラーレスで仕掛ける静かなる革命

一眼レフ勢を猛追するのが、ミラーレス市場を牽引するソニーです。同社は2019年11月01日に「α9 II」を発売しました。ミラーレスカメラとは、内部の反射鏡(ミラー)をなくすことで小型・軽量化を実現した最新形式のカメラを指します。

この「α9 II」の武器は、1秒間に20コマという驚異的な高速連写と、無音・無振動で撮影できる電子シャッターです。静寂が求められる競技シーンでも、シャッター音を気にせず最高の一枚を狙えます。本体価格は55万円前後と高価ですが、市場の期待は非常に高まっています。

スマートフォンの普及によりカメラ市場全体は縮小傾向にありますが、極限の状態で作動するプロ機は別格の存在です。私は、この3社の競争こそが日本のモノづくりの底力だと確信しています。どのメーカーのカメラが歴史に残る「奇跡の一枚」を切り取るのか、今から楽しみでなりません。

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