東南アジアでOPPO旋風が到来!サムスンを猛追する急成長の裏側と2019年のスマホ市場最新動向

世界的にスマートフォンの普及が一巡し、市場全体にはどこか飽和感が漂い始めています。米調査会社のIDCが発表したデータによれば、2018年の世界出荷台数は前年比4.1%減の14億400万台にとどまりました。しかし、視点を東南アジアなどの新興国へ移すと、そこには全く異なる熱狂的な光景が広がっているのです。今まさに本格的な普及期を迎えているこれらの地域で、中国のスマートフォンメーカー「OPPO(オッポ)」が驚異的な快進撃を見せています。

英ユーロモニターインターナショナルの調査に基づき、2014年と2019年11月26日現在の見通しを比較すると、その躍進ぶりは一目瞭然です。タイでのシェアは4.8倍、インドネシアでは4.7倍、そしてベトナムでも2.9倍という劇的な伸びを記録しました。SNS上でも「コスパが最高」「カメラ機能が手放せない」といった若年層のポジティブな投稿が相次いでおり、実力と人気の両面で既存の巨大メーカーを脅かす存在へと成長を遂げています。

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ベトナムでは絶対王者サムスンの背中を捉える勢い

特に注目すべきは、東南アジアの中でも2019年に23.6%という高いシェアを叩き出しているベトナムの状況でしょう。同国で長年圧倒的なブランド力を誇ってきたのは、シェア25.5%を握る韓国のサムスン電子ですが、その差はわずか2ポイント弱にまで縮まっています。ここで言う「シェア」とは、市場全体における特定の製品の販売占有率を指しますが、新興メーカーが短期間でここまで王者に肉薄するのは、極めて異例の事態といえます。

私個人の見解としては、OPPOの強みは徹底した「ローカライズ戦略」にあると感じています。彼らは単に安い端末を売るのではなく、自撮り文化が盛んな東南アジアのニーズを捉え、美顔機能などのカメラ性能を特化させることで、人々の心を掴みました。ブランドイメージの構築に多額の投資を行い、街中の看板を塗り替えていくその姿勢からは、単なる安物メーカーからの脱却と、世界を獲ろうとする強い野心がひしひしと伝わってきます。

成熟した日本市場に身を置いていると気づきにくいですが、2019年11月26日現在の東南アジアは、まさにスマホ戦国時代の真っ只中です。ガジェット好きとしては、こうした新興勢力の勢いが技術革新を加速させ、私たちの生活をさらに便利にしてくれることを期待せずにはいられません。王者サムスンがこの猛追をどう振り切るのか、あるいはOPPOが首位の座を奪い取るのか。今後の勢力図の変化から、一瞬たりとも目が離せない状況が続いています。

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