2019年11月28日、日本の鉄道インフラに大きな変革をもたらすニュースが舞い込んできました。JR西日本の投資戦略を担うJR西日本イノベーションズが、次世代の空飛ぶモビリティ開発で注目を集めるスタートアップ、A.L.I. technologies(ALIテクノロジーズ)への出資を決定したのです。
今回の出資は第三者割当増資を引き受ける形で行われ、投資額は数億円規模にのぼると見られています。JR西日本グループがこれまでに出資したスタートアップは、これで16社目となり、既存の枠組みに捉われない技術革新への強い意欲が伺えるでしょう。
ALIテクノロジーズが手掛けるドローンには、高度な「AI(人工知能)」が搭載されています。AIとは、コンピューターが人間のように学習や判断を行う技術を指しますが、この機体は飛行しながら対象物の異常をリアルタイムで検知し、即座に知らせる優れた機能を備えているのです。
SNS上では「ついに鉄道点検もドローンの時代か」「高所作業や危険な場所の点検が安全になるのは素晴らしい」といった期待の声が続出しています。人手不足が深刻化するインフラ業界において、最新テクノロジーの導入はまさに待望のソリューションと言えるかもしれません。
線路と電気設備の守り神へ!点検効率化がもたらす圧倒的メリット
JR西日本がこのプロジェクトで狙う最大の目的は、膨大な距離に及ぶ線路や電気設備のメンテナンスを抜本的に効率化することです。これまでは作業員が目視で行っていた過酷な点検業務をドローンが代替することで、精度向上と安全確保を同時に実現できるでしょう。
ドローンによる自動検知が普及すれば、わずかな亀裂や設備の劣化も見逃さない「予防保守」が当たり前になります。私個人としては、こうした伝統的な鉄道企業が最先端のスタートアップと手を組むスピード感こそが、これからの日本企業が生き残るための鍵になると確信しています。
鉄道は人々の命を運ぶ重要な社会基盤ですが、その維持には多大な労力が伴います。AIドローンという「新しい目」を手に入れたJR西日本が、今後どのような安心・安全のカタチを提示してくれるのか、2019年11月29日現在の動向から目が離せません。
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