パラリンピック界に新風!初の選手出身、河合純一氏がJPC委員長に就任決定

2019年11月29日、日本のパラスポーツ界に歴史的なニュースが飛び込んできました。日本障がい者スポーツ協会(JPSA)は昨日、2019年11月28日に開催された理事会において、日本パラリンピック委員会(JPC)の次期委員長に、競泳界のレジェンドである河合純一氏を起用することを正式に承認したのです。SNS上では「ついにアスリート目線の運営が始まる」「河合さんなら現場の声を届けてくれるはず」と、期待に満ちた反響が数多く寄せられています。

現在44歳の河合純一氏は、視覚障害の競泳選手として、1992年のバルセロナ大会から2012年のロンドン大会まで、実に6大会連続でパラリンピックに出場した輝かしい経歴の持ち主です。パラリンピアン、すなわちパラリンピックの出場経験者がJPCのトップである委員長という重責を担うのは、組織の創設以来初めての出来事となります。まさに「当事者が主役となる」新しい時代の幕開けを感じずにはいられません。

スポンサーリンク

パラアスリート主導で描く「共生社会」の未来像

今回の人事を発表したJPSAの鳥原光憲会長は、アスリートとしての経験を持つ人材が中心となって組織を動かすことこそが、障害の有無にかかわらず尊重し合う「共生社会」が目指すべき理想の姿であると強調しました。河合氏は2020年1月1日付で就任する見込みとなっており、東京五輪・パラリンピックという大きな祭典を目前に控えた極めて重要な時期に、日本のパラスポーツ界を牽引することになります。

ここで、少し組織の仕組みを解説しましょう。JPC(日本パラリンピック委員会)とは、日本におけるパラスポーツの最高意思決定機関であり、五輪におけるJOC(日本オリンピック委員会)に相当する非常に重要な組織です。これまで委員長を務めてきた山脇康氏は、今後、世界的な組織であるIPC(国際パラリンピック委員会)の理事などの職務に専念されるとのことです。これまでの基盤を引き継ぎつつ、現場を知る河合氏がどのような革新をもたらすのか注目が集まります。

編集者としての私見ですが、選手として世界の頂点を目指してきた河合氏がリーダーに就くことは、現役のアスリートたちにとってこれ以上ない心強い追い風となるでしょう。机上の空論ではない、現場の苦労や喜びを知る彼だからこそ、真に選手が必要とする支援や環境整備を実現してくれると確信しています。2019年11月29日現在、来夏の東京大会に向けて、日本のパラスポーツはこれまで以上に力強く、そして温かなコミュニティへと進化しようとしています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました