トレックスが放つ世界最小の車載電源IC!電動化時代の救世主「XD9267/9268」の衝撃

自動車業界に新たな激震が走っています。半導体の設計開発で世界をリードするトレックス・セミコンダクターが、2019年11月13日に驚くべき新製品を発表しました。それは、世界最小サイズを実現した車載向け電源IC「XD9267」および「XD9268」シリーズです。急速に進む自動車の電動化に伴い、車内の電子機器が消費する電力をいかに抑えるかが喫緊の課題となっている今、まさに時代の要請に応える革新的なデバイスが登場したと言えるでしょう。

今回の目玉は、なんといってもそのコンパクトさとタフな性能の両立にあります。この製品は、電圧を効率よく変換する「DC-DCコンバーター」と呼ばれる種類のICです。一般的に、バッテリーからの高い電圧を各部品に適した低い電圧へ変換する際には熱が発生しやすく、サイズも大きくなりがちでした。しかし、この新シリーズは36ボルトという高電圧で動作する車載規格品として、世界最小の座を射止めたのです。まさに、日本の技術力が結晶した「小さな巨人」と呼ぶにふさわしい逸品ですね。

特筆すべきは、単に小さいだけではない多機能ぶりです。出力電圧が正常かどうかを常にチェックする監視機能に加え、入力電圧が急激に下がった際にもシステムの安定を保つサポート機能を搭載しています。これにより、万が一の電圧変動時にも車の頭脳である電子制御ユニット(ECU)を確実に守ってくれることでしょう。サンプル価格は1個あたり100円(税抜き)と、高性能ながらも導入しやすい設定になっており、コストパフォーマンスの高さも魅力の一つです。

SNS上では、このニュースに対して「このサイズで36V対応は熱設計が楽になる」「日本の半導体メーカーの底力を感じる」といった、技術者や車好きからの期待に満ちた声が上がっています。多くのユーザーが、基板の省スペース化がもたらす設計の自由度向上に注目しているようです。私自身の見解としても、自動運転やコネクテッドカーの普及が進む中で、こうした縁の下の力持ち的な部品の進化こそが、次世代モビリティの安全性を担保する鍵になると確信しています。

トレックス社はさらに、このICと周辺部品であるコイルを一体化して使いやすくした「モジュール製品」のサンプル出荷も、2019年11月から開始します。そして2020年1月からは、いよいよ待望の量産体制に入るスケジュールを組んでいます。従来の「電圧レギュレーター」という安価ながらも電力損失が大きい方式と比較して、消費電力と実装スペースを約半分にまで削減できるこの技術は、電気自動車の航続距離向上にも大きく貢献するはずです。

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