いよいよ2019年6月23日(日)に阪神競馬場で開催される、上半期の総決算となる夢の祭典、第60回宝塚記念(GⅠ、芝2200メートル)の枠順が、2019年6月20日(木)に決定いたしました。豪華メンバー12頭が揃ったこの大一番は、2019年6月22日(土)から全国で馬券が発売されます。一体どの馬が栄光の座を掴むのか、ファンの熱視線が集まっていますね。
キセキは最内となる1枠1番に入りました。2017年の菊花賞以来となるGⅠ制覇を目指す同馬は、前走の大阪杯(GⅠ)で見事2着を確保しており、その粘り強さを見せつけています。2番手から手応え良く追走し、最後の直線でもしぶとく伸びる先行力が最大の武器と言えるでしょう。特に、2018年秋の天皇賞(GⅠ)で3着、続くジャパンカップ(GⅠ)で2着と好走した際は、自らハナを奪って逃げる戦法で結果を出しており、この内枠を利してどのようなレース運びを見せるのか、非常に楽しみです。
また、キセキが菊花賞を不良馬場の中で勝ち切っているという事実は、週末の天気予報で雨が予想される中では大きなアドバンテージです。重馬場や不良馬場といった道悪(みちわる)でもパフォーマンスを落とさないどころか、むしろ力を発揮する可能性を秘めており、馬場状態が渋る(しぶる:水分を多く含んだ状態になること)ことでさらに注目度が高まるに違いありません。この枠順は、キセキにとってまさに「奇跡」を呼ぶ幸運なゲートとなるかもしれませんね。
一方、海外遠征から帰国した実績馬たちも強力な存在です。リスグラシューは、前走で香港のクイーンエリザベス2世カップ(GⅠ)に出走し、後方から鋭い末脚を繰り出して3着と健闘しました。確実な差し脚が持ち味で、2018年秋のエリザベス女王杯(GⅠ)で悲願のGⅠ初制覇を成し遂げています。この馬も過去に重馬場のGⅠで好走歴があり、道悪は苦にしないタイプと見て良いでしょう。
スワーヴリチャードも海外帰りの一頭で、ドバイのシーマクラシック(GⅠ)で力強い末脚で追い込み3着という成績を残しました。国内トップクラスの実力は誰もが認めるところで、このグランプリでも当然上位争いに加わるでしょう。また、同じくドバイ・シーマクラシック(6着)からの参戦となるレイデオロも、過去にGⅠを2勝している実力馬です。前走こそ着順を落としましたが、国内での巻き返しは十分考えられ、軽視はできません。
今回の宝塚記念は、GⅠ馬が多数出走しながらも、12頭立てという少頭数になりました。これにより、各馬の能力がよりストレートに反映される、非常に見応えのあるレースになることが予想されます。特に、先行力のあるキセキと、確実な末脚を持つリスグラシューやスワーヴリチャードとの力比べは、競馬ファンにとってたまらない瞬間となるでしょう。SNSでは「キセキの最内枠は怖い」「リスグラシューの末脚が炸裂するのでは?」といった、各馬への期待や予想の声が早くも飛び交っており、非常に盛り上がっています。
この少頭数かつ雨予報の宝塚記念は、まさに実力と運が試される「荒れる」可能性を秘めた一戦です。どの馬にもチャンスがあり、最後まで目の離せないレース展開が待っていることでしょう。馬券検討の際は、枠順、馬場状態適性、そして海外帰りの影響などを総合的に考慮することが、勝利への鍵となりそうです。私たち編集部も、この大一番の行方に心から注目しています。
コメント