2019年11月18日、香川県東かがわ市に拠点を置く「hacomo(ハコモ)」から、遊び心満載の新作工作キットが登場しました。その名も「WOW(ワオ) クレーンゲーム」です。驚くべきことに、このキットは複雑な道具を一切必要としません。のりやハサミを使わず、段ボールのパーツと身近な「輪ゴム」を組み合わせるだけで、本物さながらのギミックを再現できる仕組みになっています。
完成した後は、市販の個包装されたお菓子などを中に入れれば、自宅がたちまちゲームセンターに早変わりします。左右に伸びた紐を引いたり、ダイヤルを巧みに回したりすることで、クレーンのアームを自由自在に操作できるのです。このアナログながらも精巧な動きは、デジタルゲームでは味わえない「手応え」を子供たちに与えてくれるでしょう。
SNS上では「段ボールとは思えないクオリティ」「子供と一緒に没頭してしまった」といった驚きの声が広がっています。単に組み立てるだけでなく、真っ白な段ボールの表面に自分の好きな色を塗ってカスタマイズできる点も、世界に一つだけの宝物を作りたいという創作意欲を掻き立てるポイントとして注目を集めているようです。
今回のラインナップには、同様のギミックを楽しめる「スロットマシーン」も同時に用意されました。いずれも税別1200円という手頃な価格設定です。デジタル化が進む現代だからこそ、自分の手で仕組みを理解し、カタチにする経験は非常に価値があります。こうした知育玩具が、家族のコミュニケーションを深めるきっかけになることを期待しています。
アナログ構造で学ぶ「知育」の魅力
ここで使われている「ギミック」という言葉は、仕掛けや構造を意味しています。このキットの素晴らしい点は、モーターなどの電子部品を使わずに、紐と輪ゴムの張力だけで「掴む・運ぶ」という複雑な動きを実現している点です。物理的な仕組みを視覚的に学べるため、論理的思考を養うための「知育(知的能力を高める教育)」としても非常に優秀な教材と言えます。
私個人の意見としては、最近の玩具は完成されすぎていると感じることが多々あります。その点、この「WOW」シリーズは、敢えて未完成な状態で届けられ、ユーザーが手を加える余白を残しているのが魅力的です。失敗しながら組み立てるプロセスそのものが、子供たちにとって何よりの成功体験となり、モノを大切にする心を育むのではないでしょうか。
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