福岡の街を駆け抜ける、動く極上レストランが冬の装いに包まれました。西日本鉄道は、2019年12月01日より、福岡(天神)駅から大牟田駅間を繋ぐ観光列車「ザ・レールキッチン・チクゴ」にて、待望の冬季限定メニューの提供を開始しています。新ゴボウの力強い香りと、冬の訪れを告げる「博多な花(なばな)」をふんだんに使ったピザなど、地元の恵みが凝縮されたラインナップが揃いました。
今回の冬メニューは、五感を刺激するランチコース形式で提供されます。まず目を引くのは、うきは市産の希少なオリーブを用いた「アミューズ」でしょう。アミューズとは、本格的な料理の前に出される「お楽しみの一皿」を指し、食欲を優しく引き立ててくれます。さらに、柳川市で育ったジャガイモの甘みを活かした前菜など、沿線の生産者の顔が浮かぶようなこだわりの一品が並び、乗客を北筑後の美食の旅へと誘います。
車内のキッチンで焼き上げる!ライブ感溢れる感動体験
この観光列車の最大の魅力は、なんといっても車両内に設置された本格的なキッチンで調理される「出来たて」の料理です。香ばしい匂いとともに運ばれるピザは、料理家の渡辺康啓氏らが監修を務めており、洗練された味わいが約束されています。SNS上でも「電車の中でプロの味が楽しめるなんて贅沢すぎる」「キッチンの活気が伝わってきてワクワクする」といった期待の声が続々と上がっており、早くも注目を集めています。
2019年03月の運行開始以来、この列車は季節ごとにメニューを刷新し、リピーターを飽きさせない工夫を凝らしてきました。これまでの秋メニューから一転、冬の冷えた体に染み渡るような温かいおもてなしは、冬の旅行需要を強力に牽引することでしょう。私自身の見解としても、単なる移動手段を「目的地」へと変えた西鉄の戦略は、地域の魅力を再発見する素晴らしい取り組みだと感じています。
地産地消を軸にしたこの取り組みは、福岡の豊かな食文化を県内外へ発信する絶好の機会です。寒い冬だからこそ、温かい列車内で流れる景色を眺めながら、その土地の食材を味わう時間は何物にも代えがたい贅沢と言えるでしょう。2019年の冬を彩るこの特別な食体験は、大切な人との思い出作りにも最適です。ぜひ、予約が埋まる前にこの特別なレールキッチンを体験してみてはいかがでしょうか。
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