2019年12月03日、冬のインターンシップに向けた選考が本格化する中、就職活動の現場ではこれまでにない大きな変化が起きています。大学3年生の間で特に関心が高まっているのが、急速に普及し始めた「ウェブ面接」への対応です。移動時間やコストを抑えられる利便性がある一方で、画面越し特有の難しさに戸惑う学生も少なくありません。
今年の新潮流として注目すべきは、事前に録画した映像を提出する「動画選考」だけでなく、リアルタイムで対話する面接にもオンライン導入が進んでいる点でしょう。遠方の企業とも気軽に接点を持てるこのシステムは、学生・企業双方にとってメリットが大きく、今後も標準的な選考手法として定着していくことは間違いありません。
カメラの向こうへ「心」を届けるための技術
ウェブ面接において最も注意すべき点は、物理的な「距離感」と「目線」のコントロールにあります。カメラに近づきすぎると声がこもりやすく、面接にふさわしいハキハキとした印象を損なってしまいがちです。パソコンから1メートルほど距離を置くことで、自然と背筋が伸び、お腹からしっかりと声を出すことが可能になるでしょう。
また、カメラの位置が目線より低いと、相手を上から見下ろすような角度になり、表情が暗く映ってしまいます。本などを台にして高さを調整し、カメラと目の高さを水平に保つセッティングが不可欠です。あわせて、背景に生活感が出るものは避け、白い壁などのシンプルな場所を選ぶといった細部への配慮が、プロ意識の差として現れます。
SNS上では「面接中に自分の顔が映るのが気になって集中できない」という声も散見されます。しかし、スカイプなどのツールで表示される子画面は、自分の表情を客観的にチェックするための絶好の鏡です。自分が「心からの笑顔」で話せているか、練習段階から意識的に確認しておくことが、本番での自信に繋がっていくはずです。
あるエンターテインメント大手の採用担当者は、選考の決め手を「心からの笑顔かどうか」だと語っています。画面という2次元のフィルターを通しても、その熱意が相手に届くよう、実在の担当者が目の前にいると強く意識して臨んでください。一次面接であっても、ウェブであっても、全力を出し切る姿勢こそが内定への近道なのです。
個人的な見解を言えば、デジタル化が進むからこそ、最後はアナログな「人間味」や「熱量」が評価を左右すると確信しています。便利なツールに甘んじるのではなく、それを使いこなして自分の魅力を最大化させる準備力が、今の就活生には求められているのではないでしょうか。
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