山口から採用革命!「逆求人型」サイトで地方の中小企業と優秀な学生を繋ぐ劇団の新たな挑戦

2019年12月04日、山口県を拠点とする人材コンサルティング会社「劇団」が、就職活動の常識を覆す画期的なプロジェクトを始動させました。年内にも開設予定のこのサービスは、企業が学生からの応募を待つのではなく、自ら意欲的な学生へアプローチする「逆求人型」のマッチングサイトです。

深刻な「超売り手市場」が続く現在、特に地方の中小企業にとって、従来型の求人広告だけで優秀な人材を確保することは至難の業と言えるでしょう。SNS上でも「一生懸命求人を出しても、誰からも反応がない」といった切実な悩みが散見されます。こうした声に応えるべく、今回の新サービスは誕生しました。

ここでいう「逆求人型」とは、学生が自身の経歴や自己PRを公開し、それを見た企業が「ぜひ会いたい」と面接を申し込むスタイルを指します。攻めの姿勢で採用に挑めるこの手法は、自社を知らなかった層へ直接アピールできるため、知名度に左右されないマッチングが期待できるはずです。

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コスト面のリスクを最小限に!中小企業に寄り添う成功報酬型

一般的な新卒採用には多額の費用がつきものですが、大手就職情報会社の調査によれば、非上場企業でも平均して375万円もの採用費を投じているのが2019年現在の実情です。しかし、それだけの予算をかけても応募がゼロという悲劇も珍しくなく、採用コストの効率化は急務となっています。

劇団が提供する新サイトは、月額の登録料を抑え、内定が出た際のみ費用が発生する「成功報酬型」を採用しました。この仕組みにより、採用が成立しなかった場合の金銭的リスクを大幅に軽減できるため、限られた予算で確実な成果を求める地域の中小企業にとっては、非常に心強い味方になるでしょう。

サイトの立ち上げ当初は山口大学などの学生50名程度の掲載からスタートしますが、2020年3月までには100名規模へ拡大し、東京や広島の学生も視野に入れる計画です。地域課題を解決する事業として山口市の補助金対象に認定されている点も、その信頼性の高さを物語っています。

デジタルとリアルの融合が地方採用の未来を切り拓く

劇団の桑原広徳社長は「100人を採用する大企業向けではないが、少数の精鋭を確実に確保したい企業に最適である」と、その狙いを明確に語ります。既存の逆求人サイトは大都市圏に偏りがちですが、同社はあえて地方に特化することで、中四国・九州エリアの埋もれた才能を掘り起こそうとしています。

さらに特筆すべきは、単なるネット上の仲介に留まらず、会社説明会の開催や対面でのアドバイスなど、アナログなフォローを組み合わせる点です。私は、デジタルが普及した今だからこそ、こうした「人の手による介在」が、内定辞退を防ぐための重要な鍵になると確信しています。

「人生の舞台をプロデュースする」という情熱的な社名を掲げ、2017年に創業した劇団。山口・福岡の企業を熟知した彼らが仕掛けるこの新事業は、地方採用の停滞を打ち破る一石となるに違いありません。学生と企業の双方が新しい可能性に出会える瞬間が、すぐそこまで来ています。

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