大相撲九州場所の主役!朝乃山が圧倒的な力強さで勝ち越し、年間最多勝へ突き進む

2019年11月20日、福岡の地で熱戦が繰り広げられている大相撲九州場所は10日目を迎え、新小結として注目を集める朝乃山関が大きな節目を迎えました。同学年のライバルである明生関との一番は、ファンが期待した以上の衝撃的な決着となったのです。立ち合いの瞬間、朝乃山関は迷わず得意の左上手を掴み、力強く相手を寄り切りました。

前場所では明生関の速攻に屈した苦い経験がありましたが、今回はその借りを完全に見事に返した形です。「自分の形を先に作り、落ち着いて攻めることができた」と語るその表情には、新三役としての風格が漂っています。SNS上でも「朝乃山の安定感が凄まじい」「もはや大関候補の筆頭だ」といった驚きと称賛の声が相次ぎ、その勢いは止まる所を知りません。

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新小結の壁を越え、目指すは賜杯と年間最多勝の頂へ

今場所は異例の「小結4人制」という編成が取られましたが、これは審判部が朝乃山関の実力を高く評価し、期待を寄せている証拠でもあります。10日目での勝ち越し決定に対し、高島審判長もその圧倒的な力強さに太鼓判を押しました。しかし、本人はこの結果を「単なる通過点」と捉えており、さらなる高みを見据える貪欲な姿勢を崩していません。

専門用語として登場する「がぶる」とは、腰を上下に揺らしながら力強く前に出る技術を指しますが、今の朝乃山関にはこの重戦車のような推進力が備わっています。2019年5月の夏場所で平幕優勝を成し遂げて以降、上位陣との対戦を重ねるごとに彼は進化を遂げました。もはや「新星」という枠を超え、角界の中心人物へと駆け上がっている最中です。

特筆すべきは、横綱・白鵬関をも上回る勢いで積み上げた「年間最多勝」の記録でしょう。この日の勝利で52勝に到達し、白鵬関を射程圏外に置く独走態勢を築きつつあります。優勝争いにおいても、首位を走る力士にプレッシャーを与え続ける存在であることは間違いありません。令和の怪物がどこまで星を伸ばすのか、千秋楽まで目が離せません。

筆者の視点から言えば、現在の朝乃山関からは「負ける姿」が想像しにくいほどの精神的な余裕を感じます。かつての名大関たちを彷彿とさせる右差し・左上手の型が完成されつつあり、これは一過性のブームではなく、長期政権を築く大器の証明ではないでしょうか。若手の台頭が著しい現代相撲において、彼がリーダーシップを握る時代が幕を開けたようです。

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