2019年12月13日、英国の運命を左右する下院総選挙において、ボリス・ジョンソン首相が率いる保守党が劇的な勝利を収めました。この歴史的な結果を受け、安倍晋三首相は即座に祝意を表明し、両国の絆をさらに深める意欲を示しています。混迷を極めていた英国の欧州連合(EU)離脱、いわゆる「ブレグジット」が円滑に進む道筋が見えたことは、世界経済にとっても一筋の光となるでしょう。
安倍首相は、これまで築き上げてきたジョンソン首相との信頼関係を重視し、再び共に歩める喜びを言葉にしています。日本と英国は、アジアと欧州という離れた場所にありながら、価値観を共有する極めて緊密なパートナーです。両首脳は「自由で開かれたインド太平洋」という構想の実現に向け、今後も手を取り合って世界の平和と繁栄を牽引していくに違いありません。
経済連携の新たなステージとTPPへの期待
今後の注目点は、何といっても日英間の新たな経済協力の枠組みでしょう。安倍首相は2019年12月13日に都内で行った講演の中で、英国が環太平洋経済連携協定(TPP)へ関心を示していることに触れ、もし加盟が実現するならば心から歓迎する意向を明かしました。日本が主導してまとめ上げたこの巨大な自由貿易圏に、英国という大国が加わる意義は計り知れません。
TPPとは、モノの関税だけでなく、サービスや投資、知的財産などのルールを高いレベルで共通化する広域的な経済連携です。安倍首相は「日本がリーダーとして交渉を牽引した結果、今では多くの国から参加を希望する声が届いている」と胸を張りました。編集者である私の視点からも、英国の参戦はTPPの国際的な影響力を飛躍的に高め、保護主義への強力な対抗軸になると確信しています。
SNS上では、この電撃的な保守党勝利と日英接近に対し、「不透明感があったブレグジットにようやく決着がつく」「日英同盟の再来を思わせる展開だ」といった驚きと期待の混じった声が数多く投稿されています。2019年という激動の年の締めくくりに、日本と英国が経済・安全保障の両面でこれほど強固な握手を交わす姿は、私たちに明るい未来を予感させてくれるはずです。
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