【阪神JF】リアアメリアが魅せる異次元の末脚!2019年2歳女王決定戦を徹底分析

2019年12月08日に阪神競馬場で開催される「阪神ジュベナイルフィリーズ(JF)」は、まさに才能あふれる若駒たちの華やかな共演となるでしょう。2019年11月末までに実施された2歳重賞は計11レースに及びますが、その中で重賞馬の称号を手にした牝馬はわずか3頭のみです。近年のトレンドとして、将来を嘱望される素質馬のデビューが早まっている傾向が見受けられます。そのため、重賞を勝ち上がるには真の実力が不可欠であり、メンバーに恵まれて勝利するようなケースは非常に少なくなっているのです。

今年の注目は何といっても、その重賞勝ち馬3頭がすべて顔を揃えるという豪華な構成にあります。過去2年の優勝馬がいずれも重賞タイトルホルダーであったことを踏まえると、今年も実績馬への信頼は揺るぎないものと言えるでしょう。SNS上でも「今年の2歳牝馬はレベルが高い」「どの重賞馬が一番強いのか決着が楽しみ」といった期待の声が溢れており、競馬ファンの熱気は最高潮に達しています。この世代の頂点を決める一戦から、一瞬たりとも目が離せません。

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ディープ産駒の超新星リアアメリアの衝撃

数ある有力候補の中でも、一際まばゆい輝きを放っているのがリアアメリアです。本馬は、このレースと極めて相性が良いとされる「ディープインパクト産駒」という血統背景を持っています。2019年10月26日に行われたGIII・アルテミスステークスでは、主戦の川田将雅騎手がなだめるように後方待機を選択しました。直線に向くと、まるで別次元のような鋭い末脚を披露して他馬を圧倒したのです。着差こそわずかでしたが、最後まで余力を残した勝ちっぷりは圧巻でした。

今回の舞台は、2019年06月に衝撃的なデビュー勝ちを飾った際と同じ、阪神競馬場の芝外回り1600メートルという絶好の条件です。少頭数だった前走とは異なり、16頭という多頭数で行われる今回は、レース全体のペースも緩みにくくなるでしょう。これによって懸念される「折り合い」、つまり馬が騎手の指示を無視して暴走しそうになる状態も、むしろ制御しやすくなると予想されます。彼女が繰り出す、芝を切り裂くような末脚を再び目撃できる可能性は非常に高いはずです。

立ちはだかる重賞馬たちと虎視眈々の伏兵勢

もちろん、対抗勢力も一筋縄ではいきません。ウーマンズハートは2019年08月25日の新潟2歳ステークスで見事な逆転劇を演じました。直線で見せた上がり3ハロン(最後の600メートル)32秒8というタイムは、出走馬の中で最速の数字です。さらにファンタジーステークスを逃げ切ったレシステンシアは、驚異的なスピード性能と粘り強さを兼ね備えています。距離延長という課題はありますが、彼女の先行力は強敵たちにとっても大きな脅威となるに違いありません。

編集者の私見として申し上げれば、今年の阪神JFは「完成度」と「瞬発力」の究極のぶつかり合いになると感じています。特にサウジアラビアロイヤルカップで牡馬相手に引けを取らなかったクラヴァシュドールや、連勝中のマルターズディオサなど、どこからでも勝ち馬が出る可能性がある大混戦です。個人的には、リアアメリアの持つ「スケールの大きさ」がわずかに上回ると見ていますが、若駒ゆえの脆さが波乱を呼ぶシナリオも否定できません。歴史に名を刻む女王の誕生に、どうぞご期待ください。

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