2020年01月01日、令和の幕開けと共に「年男」として新たな一歩を踏み出したのが、今や日本中から愛される俳優・田中圭さんです。男女を問わず惹きつける圧倒的な魅力を持つ彼ですが、その素顔は驚くほど自然体で裏表がありません。多忙を極める現在でも、飾らない言葉で自身の歩みを振り返る姿には、トップ俳優としての余裕と謙虚さが同居しています。
2019年01月01日からの一年間を振り返ると、舞台『チャイメリカ』や2クール連続のドラマ『あなたの番です』、さらには映画版と新作ドラマの両輪で走り抜けた『おっさんずラブ』シリーズなど、まさに挑戦の連続でした。SNS上でも「圭くんを見ない日がない!」と大きな反響を呼びましたが、本人は至って冷静に自らの立ち位置を見つめているようです。
名脇役から「座長」へ、現場を愛する男の視点の変化
長年、確かな演技力で作品を支えるバイプレーヤーとして活躍してきた田中さんにとって、近年のブレークは「座長」という立場を強く意識させる転機となりました。座長とは、いわばカンパニーのリーダーであり、現場の雰囲気作りから作品の質まで全ての責任を負う重要な役割を指します。矢面に立って動くことで、見える景色が劇的に変わったと彼は語ります。
数々の現場を経験する中で彼が辿り着いたのは、「自分一人では何もできない」という究極の謙虚さでした。今の彼が最も大切にしているのは、個人のパフォーマンス以上に「チーム」としての結束力です。仲が良いからこそ、仕事では妥協せず、なあなあにならない絶妙な距離感を保つこと。そのバランス感覚こそが、ヒット作を連発する原動力なのでしょう。
人気絶頂の今、CM出演が決まるたびに「違約金が払えなくなったらどうしよう」と冗談を飛ばすあたりも、彼らしい愛嬌を感じさせます。どんなにスターになっても、私たちは彼に対して親近感を抱かずにはいられません。それは、彼が常に「普通の人」としての感覚を失わず、私たちの日常の延長線上に存在し続けてくれているからだと言えるでしょう。
新境地を見せる2020年01月17日公開の映画『mellow』
2020年01月17日に公開を控える映画『mellow』では、これまでのイメージを一新し、心優しい花屋の独身男性を演じています。今作を「懐かしい邦画のような温かさがある」と評する田中さん。登場人物たちが互いに興味を持ち、思いやることで生まれる温度感を大切に演じきりました。誰かに興味を持つことが優しさの第一歩である、という彼の持論が光ります。
また、代名詞とも言える『おっさんずラブ』の春田創一役については、自身の分身でありながら「モンスター級のキャラクター」と表現しています。脚本の余白を読み解き、現場で自由に命を吹き込むスタイルは、彼とスタッフ、共演者の信頼関係があってこそ成立するものです。型にはまらない自由な表現が、視聴者の心を掴んで離さない理由なのです。
私生活では「家族でくら寿司に行く」といった、驚くほど庶民的なエピソードも披露してくれました。仕事に打ち込むエネルギーの源は、大好きな仲間と家族との時間です。2020年01月01日からも、周囲を頼り、頼られる存在でありたいと願う田中圭さん。彼が楽しみながら創り出す作品は、今年も私たちに最高のエンターテインメントを届けてくれるに違いありません。
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