九州の鉄道旅に、また一つ心躍るニュースが舞い込んできました。JR九州は2019年12月23日、豪華絢爛な内装で知られる観光列車「或る列車」において、ファン待望の新ルート運行を決定したのです。今回の目玉は、なんといっても九州の玄関口である博多駅への初乗り入れでしょう。
SNS上では「ついに博多で見られるなんて胸熱!」「予約競争が激しくなりそう」といった歓喜の声が溢れています。これまで限られたエリアでしか出会えなかった黄金の車体が、都市部のターミナルに姿を現す光景を想像するだけで、鉄道ファンならずとも期待に胸が膨らみますね。
新コースの詳細は、2020年3月14日から2020年5月6日まで運行される「ハウステンボス―博多」間、そして2020年5月15日から2020年6月29日までの「佐賀―長崎―佐世保」を巡る2つのルートです。切符の販売は、発表翌日の2019年12月24日から開始されます。
「或る列車」とは、かつて明治時代に当時の「九州鉄道」が発注しながらも、日の目を見ることのなかった「幻の豪華客車」を現代に蘇らせたコンセプト列車です。車内はまさに動く工芸品。水戸岡鋭治氏によるデザインは、クラシックな気品とモダンな感性が絶妙に調和しています。
最大の魅力は、九州各地から厳選された旬の食材をふんだんに使用した「スイーツコース」に他なりません。成澤由浩シェフが監修する至高のデザートを、車窓を流れる豊かな自然とともに味わうひとときは、日常を忘れさせてくれる究極のご褒美となるはずです。
編集者の私としては、今回の博多発着ルートの導入は、観光客にとって利便性が飛躍的に向上する素晴らしい英断だと確信しています。新幹線や飛行機からのアクセスがスムーズになることで、より多くの方がこの贅沢な世界観に触れるきっかけになるのではないでしょうか。
車窓から見える佐賀や長崎の情緒あふれる風景と、皿の上に表現される九州の四季。この2つが組み合わさった時、単なる移動手段としての列車は「一生の思い出」へと昇華します。2020年の春、大切な人を誘ってこの黄金の列車に揺られてみてはいかがでしょうか。
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