【JR東海】新型特急「HC85系」がお披露目!ハイブリッド方式の魅力と今後のインバウンド戦略を徹底解説

2019年12月12日、東海旅客鉄道株式会社から新たな列車の誕生が発表されました。お披露目されたのは、在来線特急「ひだ」や「南紀」として活躍することになる新型車両「HC85系」です。このニュースが報じられるやいなや、SNS上では「全席コンセント完備は嬉しすぎる」「早く新しい車両で高山に旅行したい」といった、期待に胸を膨らませる声が多数飛び交っています。

この新型車両の最大の特徴は、環境に配慮した「ハイブリッド方式」を採用している点でしょう。ハイブリッド方式とは、軽油を燃料とするエンジンで発電し、その電気と大型の蓄電池に蓄えた電力を組み合わせてモーターを動かす仕組みのことです。従来のようにエンジンを直接駆動力にするのではなく、電気の力で滑らかに加速するため、乗り心地が格段に良くなります。

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環境にも乗客にも優しい設計

さらに見逃せないのが、地球環境への負担を減らせるというメリットです。1989年にデビューした現在活躍中の気動車と比較すると、二酸化炭素などの排出ガスを約15パーセントも削減できる見込みとなっています。このHC85系は、今後1年間かけて様々な路線で試験走行を重ねた後、2022年度までの本格的な営業運転開始を目指しているとのことです。

乗客の利便性を高める工夫も随所に凝らされました。近年急増している海外からの観光客を見据え、大型のスーツケースを置ける専用スペースをしっかりと確保しています。また、スマートフォンの充電に欠かせないコンセントを全席に配置し、温水洗浄機能が付いた清潔な洋式トイレも完備する充実ぶりです。座席の柄には沿線の豊かな自然を思わせる色合いが取り入れられ、旅の気分を盛り上げてくれることでしょう。

インバウンド需要を見据えた戦略

これまで新幹線のビジネス利用を主な収益源としてきた同社が、なぜ今、在来線特急のアップグレードに本腰を入れているのでしょうか。その背景には、飛騨高山や下呂温泉といった魅力的な観光地を目指す、外国人旅行者の爆発的な増加があります。一時期はマイカーや高速バスなどに押され気味だった利用客数も、インバウンドの追い風を受けて見事なV字回復を遂げました。

主要駅での多言語対応タブレットの導入や無料Wi-Fiの整備など、外国人観光客の受け入れ態勢の強化も着々と進む状況です。私自身、この動きは地域経済の活性化において非常に意義深い取り組みだと確信しております。交通機関が快適になれば、大都市から地方へと足を延ばす旅行者は確実に増えるはずでしょう。新しい特急列車が、日本の美しい風景と世界の人々をつなぐ架け橋となる日を心待ちにしています。

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