横浜市から、福祉の未来を明るく照らすニュースが届きました。2019年12月19日、市は障害を持つ方々がスポーツや文化活動を心ゆくまで楽しめる新たな支援拠点「ラポール上大岡」を、2020年1月10日に開所することを正式に発表したのです。場所は利便性抜群の上大岡駅に隣接するオフィスタワー内という好立地で、仕事帰りや買い物のついでに立ち寄れる新たな交流の場として期待が寄せられています。
今回の新設は、1992年に港北区に誕生した「横浜ラポール」に続く、市内2カ所目の大規模な支援拠点となります。これまでは北部エリアに集中しがちだった支援の輪が、南部エリアの主要駅である上大岡に広がることは、利用者にとって大きな喜びでしょう。SNS上でも「ラポールが近くにできるのは嬉しい」「駅から濡れずに通えるのが助かる」といった歓迎の声が、早くも数多く上がっています。
徹底したバリアフリー化と「完全予約制」がもたらす質の高いサポート
施設はかつての宿泊施設などを大胆にリノベーションしており、延べ床面積は約2000平方メートルに及びます。視覚障害をお持ちの方のための誘導マットや、車椅子でも安心して利用できる多目的トイレなどのユニバーサルデザインが随所に施されました。ユニバーサルデザインとは、障害の有無に関わらず、あらゆる人が使いやすいように設計されたデザインのことで、誰もが自分らしく過ごせる空間が追求されています。
新拠点「ラポール上大岡」の最大の特徴は、事前予約制を採用している点にあります。先行する横浜ラポールに比べると面積は限られますが、予約制にすることで一人ひとりのニーズに合わせたきめ細やかな指導やプログラムの提供が可能になるでしょう。単なる「場所の貸し出し」に留まらず、利用者の個性に寄り添うパーソナルな支援こそが、この施設の真骨頂と言えるのではないでしょうか。
2020年に控える東京パラリンピックを目前に控え、パラスポーツへの注目度はかつてないほど高まっています。スポーツだけでなく、絵画や陶芸といった文化活動のメニューも充実している点は非常に魅力的です。表現することの喜びや体を動かす爽快感は、人生の質を向上させる欠かせない要素であり、こうした拠点が整備されることは、多様性を認め合う社会の実現に向けた大きな一歩だと私は確信しています。
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